何年ぶりかに種から育てた朝顔がようやく咲き始めた。朝顔は午前３時ころからほぐれはじめるという、カーテンを開けるころにはもっとも美しい姿かもしれない。その朝顔、品種改良されているのか、夕方にも花の姿を保っていてその寿命が長くなっていることに驚く。種の包装袋の色合いほど鮮やかではないが質素な庭に色合いを添えてくれる。
「アサガオに 孫の名をつけ 帰省待つ」、何年か前にある仲間うちでの作品募集で賞をもらった自作。孫は帰省のたび、小さな専用ジョロで朝夕の水やりを楽しんでいた。いつのまにか花をかぞえるその数が次第に増えるのに成長を感じた。、成長につれアサガオ以外に興味を持ち始める。さらに学年が進み、学校行事や部活などで帰省もままならず、１泊帰省もある。それでは朝顔などめでる時間などない。
毎月発行する孫新聞には庭に咲く花の写真を載せる。花は庭の常連さんばかりで変わりばえしないが、都会のマンションのベランダに咲くよりか少しは自然味があるかと思い載せる。
我が頭のつむじは消えてしまったので気安く言えるが、朝顔のつるは左巻き。しかし、準備したネットに絡まらず一直縁に伸びるつるもある。左巻きになるよう手を添えてやるとその後は素直に左に巻く。あす朝も楽しめそうなつぼみがいくつかある。一方、今日は半夏生、このころに降る雨は大雨になることが多いという。夕方「大雨・雷・洪水注意報」が出た。明日は車で片道２時間ほどの外出予定、雲の進路予測が少々気になる。
