
予報通りの雨、その中を出かけた。高速道を西へ向かって走る。走るにつれて雨足が強くなる。ワイパーを最速にしてフロントガラスの雨を拭い、前車の巻きあげるしぶきと若干の霧に注意しながら運転する。同乗者がいる、事後を起こしてはいけないし、巻き添えをくってもいけない。高速での事故は思いのほか大きな被害になる。出かけるとき「事故を起こさないように」と見送りながらいった家内の願いを守る。
道路状況は厳しいと思うけど結構なスピードで追い越される。人の振り見て我が振り直せ、ではないが自重しながら運転する。大型に追い越されるとその水しぶきのすさまじさに減速する。急ブレーキやハンドル操作を誤ると間違いなくスリップするだろう、路面の状態から自分にそう言い聞かせる。高速道を降りても雨足葉強い。
復路は往路の雨がウソのようなしとしと雨、車中の会話も弾む。突然、流れのスピードが落ち、すぐに渋滞、遠くに赤色灯の点滅が見え始める。高速の一部区間が雨の影響で通行止めになっている。仕方ない、国道を帰る。高速通行止めの影響で渋滞は仕方ないとあきらめる。追突しないように気をつける。そのうちピタリと動かなくなり、5分おきに表示される燃費表示が空欄になる。原因は事故、パトカー2台が処理していた。
市内でも夕方までに降り始めからの雨量が200ミリ超えを観測した地域もある。ローカル線は運休も発生したようだ。田植えを終わった後に降る雨は雨量が多いとされる。梅雨前線はこれから北上と南下を繰り返し末期の大雨を運んでくる。方言で「おおごとのないように」梅雨明けとなって欲しい。