みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

夜明けがない

2014年09月21日 | イザヤ書
イザヤ書 8章


 日曜日、東京世田谷の下馬福音教会に伺いました。
 年に一度、聖書同盟を覚え「聖書通読月間」を持っていてくださいます。
 昼食の折りのお交わりの折りに、「みことばの光」を用いて聖書通読を続けることが聖書同盟を支えること、とのことば。大変励まされました。豚丼も大変おいしかったです! ごちそうさまでした。

 マヘル・シャラル・ハシュ・バズとは、「分捕りは早く、略奪は速やかに来る」という意味だと新共同訳聖書で説明されています。イザヤは妻との間に生れた子どもの一人に、このような意味の名前をつけるよう神から命じられます。前章のシェアル・ヤシュブ(「残りの者は帰る」の意味)やインマヌエル(「神は我らとともにあり」の意味)ならば、受け入れられますが…。
 けれども、イザヤは主が命じられた通りに名づけます。
 それは預言者として彼は、この方に望みをかけ手いるからであり、自らにも「もし、このことばに従って語らなければ、その人には夜明けがない」と課しているからなのです。
 夜明けは、主のことばを聞いて従い、主のことばのとおりに語る者にこそ訪れるのだとも、思わされます。

 神のことばへの本気さを探られる章です。
       

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