みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

その日、主の若枝は

2014年09月18日 | イザヤ書
イザヤ書 4章


 このしおりは、孫の一人が書いてくれたもの。敬老の祝いを受ける年齢でもないのですが、孫たちにとっては「じいちゃん、ばあちゃん」。「ハイハイ」と笑顔で受け入れます。Photo
 もう一人の孫の誕生日が一昨日。彼女は今、アンパンマンにはまっています。両親からアンパンマンのおふろセットを送られた彼女、今までは「お風呂に入りましょ」と誘われると泣いていたのだそうですが、きのうからは「さあ、お風呂から出るよ!」と言われると泣くようになったのだそうです。
 鮮やかな変化ですね。

 神のさばきに愛、虚飾をはがされた7人のシオン娘たちは一人の男にすがりつきます。戦いによって男たちが取り去られたシオンで、少ない男性との結婚を希望する女性たちの姿を思わせることばです。

 けれども主は、彼女たちの思いをはるかに越えた答えを用意しておられます。
 主の若枝が、シオンの娘たちの汚れを洗い清める、そればかりかその上を主のご臨在があるというのです。
 人の望みは自らのうちにあるのではなくて、「主の若枝」にかかっているというのだということをおぼえました。

 「その日」シオンは、鮮やかな変化、いや創造を経験するのです。そして、ここに描かれているのは私たちの姿でもあるのですね。
    

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