箴言 15章16−33節
水曜日の夕方から、南にある町のクリスマス・マルクトを訪ねました。それほど人でごった返していずに、温かな雰囲気でした。Langos(ランゴス)を食べました。ピザを小さくしたような揚げパンで、私たちはチーズをトッピングしてもらいました。
15章後半を読んで、「機会」「タイミング」ということばを思いました。18節後半に「怒りを遅くする」、19節前半に「怠け者の道は茨の生け垣のよう」。22節前半に「よく相談する」、そして23節後半に「時宜にかなったことば」とあります。怠惰であったり、せっかちだったり、感情をすぐに爆発したりすることで、物事や人との関係を台無しにすることはよくあることです。
しかし、計画を立てればよいというものでもありません。26節前半に「悪人の計画は主に忌み嫌われる」とあります。その人の心の拠りどころがどこにあるかが結果を分けてしまうのです。
富を追い求めることが良いという価値観の中で、16、17節は大切なことに気づかせてくれます。ある英訳聖書には「愛の中でパンの耳を分けるほうが、憎しみの中でスペアリブを分けることよりもよい」とありました。神学校で学んでいた頃、先輩がパンの耳を30キロの粉袋いっぱいに持ち帰りました。パン屋さんが150円で売ってくれたのだそうです。早速ストーブの上でパンの耳をいただきました。その美味しかったこと!、忘れられない味でした。