みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

神の安息

2014年09月29日 | ヘブル人への手紙
ヘブル人への手紙 4章


 岩手大船渡からサンマが送られてきて、早速いただきました。内臓など取らずに丸ごと焼いて食べましたが、たいへんおいしくいただきました。スーパーで売っているサンマも手が出やすい値段になりましたね。食べ物で、秋を実感しています。

 「安息」ということばがちりばめられている4章。しかも、それは私たちの側にあるものではなくて、「神の安息」だと言います。この手紙を受け取った人々の中には、せっかくの安息を受け損ねてしまう危機にある者たちもいました。手紙の書き手は一人でもそのようなことにならないようにとの危機感をもって、聞いた福音を信仰によって受け入れるように、そして逸(そ)れることがないようにと勧めるのです。

 「心をかたくなにしてはならない」とのことばに心を留めました。
 このことばは、荒野を旅する中でイスラエルの民が何度も示した態度を思い起こさせます。
 この手紙を読んでいる人たち、そして私たちが「心をかたくなにする」とはどのようなことなのかを考えてみますと、「神の安息」をくださるために、おいでになったイエス・キリストの十字架のみわざを脇において、自分で何とかしようと必死になることではないのでしょうか。

 私たちが力を尽くして努めなければならないのは、イエス・キリストのみわざを信じることから逸れないようにすることなのです。
     

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