ルカの福音書23章44-55節
昨日の受難日、日本では官庁や多くの企業が年度末の金曜日ということで、田舎町でも金融機関や道路はいつもより混んでいました。そして「桜渋滞」。今朝のウォーキングでは、公園の歩道に桜の花びらのじゅうたんが敷かれていました。
イエスの十字架はそばにいた人々に様々な変化をもたらしました。きょうの箇所には、イエスを埋葬した人々の名も記されています。そのひとりがヨセフです。ヨセフについては、4つの福音書とも記しています。
マタイの福音書は、ヨセフを金持ちで、イエスの弟子になっていたと紹介し、イエスのからだを自分が作った新しい墓に埋葬したと記します。
マルコの福音書は、自ら神の国を待ち望んでいた有力な議員のヨセフが、思い切ってピラトにイエスのからだの下げ渡しを願ったと書きます。
ルカの福音書では、議員のひとりで、りっぱな正しい人であり、議員たちの(イエスを殺害しようという)計画や行動には同意しなかったと記されています。
ヨハネの福音書は、イエスの弟子ではあったがユダヤ人を恐れて自分が弟子であることを隠していたと紹介し、ニコデモとともにイエスのからだを埋葬したと書いています。
十字架がヨセフを、そしてニコデモを押し出して、「ああ、あの人もイエスとともにいたのね」と指さされる者となったのです。
みんなが一つの方向に流れていこうとする中で、しかもその方向が自分が大切にしているものとは正反対だとしたら、その中にいる自分はどのように考え行動するのだろうかと、ヨセフの姿を通して考えます。
昨日の受難日、日本では官庁や多くの企業が年度末の金曜日ということで、田舎町でも金融機関や道路はいつもより混んでいました。そして「桜渋滞」。今朝のウォーキングでは、公園の歩道に桜の花びらのじゅうたんが敷かれていました。
イエスの十字架はそばにいた人々に様々な変化をもたらしました。きょうの箇所には、イエスを埋葬した人々の名も記されています。そのひとりがヨセフです。ヨセフについては、4つの福音書とも記しています。
マタイの福音書は、ヨセフを金持ちで、イエスの弟子になっていたと紹介し、イエスのからだを自分が作った新しい墓に埋葬したと記します。
マルコの福音書は、自ら神の国を待ち望んでいた有力な議員のヨセフが、思い切ってピラトにイエスのからだの下げ渡しを願ったと書きます。
ルカの福音書では、議員のひとりで、りっぱな正しい人であり、議員たちの(イエスを殺害しようという)計画や行動には同意しなかったと記されています。
ヨハネの福音書は、イエスの弟子ではあったがユダヤ人を恐れて自分が弟子であることを隠していたと紹介し、ニコデモとともにイエスのからだを埋葬したと書いています。
十字架がヨセフを、そしてニコデモを押し出して、「ああ、あの人もイエスとともにいたのね」と指さされる者となったのです。
みんなが一つの方向に流れていこうとする中で、しかもその方向が自分が大切にしているものとは正反対だとしたら、その中にいる自分はどのように考え行動するのだろうかと、ヨセフの姿を通して考えます。