みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

「ぜんぜんちがう」

2014年09月26日 | ヘブル人への手紙
ヘブル人への手紙 1章


 またまた、孫の話で失礼します。
 2歳を迎えた孫が一時口癖のように話していたのが「ぜんぜんちがう」でした。
 おいしいものを食べた時に言う決めぜりふなのです。どうやらお母さんがお父さんとの会話の中で、おいしいものを食べると「全然違うね!」と言うのを覚えて、まねしたようなのですね。

 きょうから「みことばの光」ではヘブル人への手紙を読みます。
 「ヘブル人への手紙を読む前に」によれば、この手紙の中心メッセージは、「御子イエス・キリストの救い、その際立った(絶対的、完全な)すばらしさを徹底的に伝えたい」ことです。
 手紙の冒頭から御子が御使いとは全然違うことを、これでもかと書いていくような印象があります。

 なぜあいさつもなく、いきなり御子が御使いではない、御使いとは全く異なるお方だと最初から書くのだろうかと考えてみました。この手紙を受け取った教会に、御子イエスが御使いのようだと引きずり下ろすような誤った教えが入り込んでおり、このままでは教会をダメにしてしまうとの危機感から、本題から書き始めたのではないでしょうか。

 ところで、「みことばの光」は聖書を1章から終わりの章まで続けて読まずに、途中で他の聖書を読むような計画になっています。今回も、イザヤ書とヘブル人への手紙を交互に読むようになっています。これについてはどう思われますか。ご感想をお寄せください。
  

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