詩篇 47篇
雪模様の一日でしたが、少し山のほうの町を訪ねるとさらに雪が….わずか10キロ程度でずいぶん違うものです。ちょっと他のことを考えていると前の車に追突、というような瞬間がありました。幸いブレーキがきいてホッとしたのですが、要注意です。
この詩篇の主題は、全地の王である主なる神をほめたたえよ、です。
2節に「まことに、いと高き方主は恐るべき方。全地を治める 大いなる王」とあります。そのとおりです。けれども、自分の周りを、この世を見るときに、心の片隅にでもほんとうにそうなのだろうか、との思いが湧き上がります。ほんとうに神は全地を治めておられるのだろうか、それでは、あの問題はどうか、この出来事はどうかとの疑問が湧いてきた時に、神を信じる者は何とか納得のいく説明をしようとします。神に代わって弁証を試みるのです。
けれども、疑問が残ります。それでは、神は全地の王ではない、全地を治めてはおられないということになるのでしょうか。たとえ、そのように思われるような出来事、事がらの中にあったとしても、そのような疑問も含めて神は全地を治める大いなる王なのだとする、それを受け入れるのが信仰者なのではないかという思いを抱きます。
きょうの「みことばの光」に、「クリスチャンは賛美の民なのである」という一言があります。傷つき、痛み、悲しみの中に投げ込まれて、そこに神が治めておられるのだろうかという思いに駆られるときであっても、それらすべてをひっくるめて「まことに、いと高き方主は恐るべき方。全地を治める 大いなる王」として神をたたえるのです。