詩篇 113篇
雨の一日でした。そのためか、気温はこれまでよりも高くなりました。凍っていた川もこれで氷が解けたのではないかと思います。昨日は、日本からのお客様を迎えに空港へ。久しぶりの再会でした。スーツケースには、いろいろな方々からのお土産がいっぱい詰まっていました。羊羹も!
本詩篇は「ハレルヤ」で始まり、「ハレルヤ」で終わります。「ハレルヤ」というのは、「主をほめたたえよ」ということですから、ここには、「ほめたたえる」ということばがたくさん出てきます。「今よりとこしえまで」という2節のことばと、「日の上る所から沈む所まで」という3節のことばは、時間的に、また地理的に限りなく主をほめたたえるようにとの呼びかけのように響きます。
家族としばしば連絡を取り合うのですが、ある時、孫たちが「きれい!」と言って、沈もうとする太陽を見せてくれました。この時期ですと、同じ頃当地は太陽が昇る時。朝日がとてもきれいでした。日本では太陽を夕日として眺め、こちらでは朝日として眺めているのだと思うと、不思議な感慨をおぼえました。「日の上る所から日の沈む所まで、主の御名がほめたたえられるように」ということばから、思い起こしたのです。
「主は高い御位に座し、身を低くして天と地をご覧になる…」ということばの向こうに主イエスのお姿が見えます。このお方は、ご覧になっておしまい、ではなくて、弱い者をちりから起こし、貧しい者をあくたから引き上げて、…王座に着かせられるという約束を、十字架によって信じるすべての者にお与えになりました。
ハレルヤ! とほめたたえずにはおれません。