ルカの福音書 13章1−9節
「あなたがたも悔い改めないなら、みな同じように滅びます」 13章3節
7月最後の日、予報では当地の気温が35度、明日は36度となっていました。私たちが住むのは最上階の屋根の下なので、さではきっとたいへん! と氷を作って備えることにしました。どうなるでしょうか。
何かの事件や事故に巻き込まれていのちを落とすようなことがあると、何が悪かったのかなどと無責任な詮索をするようなことがあります。日本では昔から、「罰(ばち)が当たる」ということばがあります。
二つの事件をめぐっての2節と4節のイエスの問いかけは、事件の原因をそのように考える人が圧倒的に多かったということをうかがわせます。しかし、イエスは「そんなことはありません」と否定します。
心に留まるのは、「あなたがたも悔い改めないなら、みな同じように滅びます」と3節と5節で繰り返されていることば。神の前に罪を悔い改める必要のない人は誰もいないということを教えておられるイエスのことばには、もしも罪を悔い改めるのであれは、神は赦してくださるという約束も伴っています。
6節以降にあるイエスのたとえは、悔い改めを先延ばしにすることなくとの促しでもあります。「見よ、今が恵みの時、今は救いの日です。」(コリント人への手紙第二 6章2節)