詩篇 70篇
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年末から年始にかけて詩篇を読んでいます。68―69篇に比べ、70篇は短いのだと、改めて思いました。
「急いでください」という始まりと終わりのことばに包まれるような構造の本篇は、ダビデが自分をすぐに助けに来てくださるように、「神よ」「主よ」と叫び求めています。
その間にダビデは、自分以外のことについて二つのことを主に願っています。前半は、ダビデの敵たちについての願いです。ダビデは彼らが恥を見、卑しめられるように、自分のところから立ち去るようにと願っています。この願いから、ダビデがこの時どんなに大きな危機の中にいたのかが分かります。
後半の願いは、主を慕い求める人々についての願いです。その人々が主にあって楽しみ、喜びますようにと願っています。
ここを読んで、自分の周りにはいろいろな人がいるということに気づかされます。ダビデのように自分のいのちを狙っている人があるいはいるかもしれません。一方でいっしょに神を喜び、神をほめたたえる人もいます。その人々の中に生きる私は、「急いで私を助けてください」と祈ることのできる神を持つのです。
こんなに恵まれた人生はありません。