ダブログ宣言!

ひとりでするのがブログなら、
ふたりでするのがダブログ。

☆内田樹「疲れすぎて眠れぬ夜のために」感想

2007年10月18日 00時07分18秒 | 文学
福山雅治主演のテレビドラマ「ガリレオ」を見たが、まあまあ。
べつに熱心に見るほどのこたぁない。
たぶん見た人はかなりの確率で思うのだろうと思うが、東野圭吾の原作はおもしろいのだろうな、と感じた。
コンビニやファーストフード店は建物がどこも同じで、わりかし速く建つように思うが、それはコンビニセットやマクドナルドセットのような、パーツに分かれた部品が用意されていて、それを持ち込んで組み合わせるとあっという間に建物が出来上がるのではないかと思ってる。おもちゃのレゴのようなイメージ。
最近はドラマを見るたびに「ああ、また、あれか」「またあれをやっている」という既視感におそわれることが本当に多い。
たぶんフジテレビにはフジドラマセットのようなものがあって、それを使うとあっという間に「月9」のドラマが出来上がるのだろう。
ドラマ「ガリレオ」で、今後福山雅治が「おもしろい」と言うたびに「くだらない」と思ってしまいそうだ。

疲れすぎて眠れぬ夜のために最近文庫化されて書店で立ち読みして面白そうだったので、図書館で単行本を借りて内田樹の「疲れすぎて眠れぬ夜のために」(角川書店)を読む。
わりと攻撃的で、なんだかドゲのある文章だったように思う。
最近のものとは少し違う。
いつの間にかテレビ馴れしているデヴィ夫人と同じように、内田樹も昔のほうがとがってたんだなあと感じた。
「無理をしてはいけない」というメッセージをあまりまともに聞いていたら、無理に無理をしないようにしてしまいそうでよけいにストレスが溜まりそうだな、と思った。
人の話は適当に聞き流すのが良い。
コメント