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☆ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟3」感想

2007年10月31日 22時50分34秒 | 文学
カラマーゾフの兄弟3 (光文社古典新訳文庫)ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」(光文社古典新訳文庫)の3巻目を読んだ。
ずいぶん時間がかかった。
ミーチャがお金の出所を隠して自分への疑いをどんどん強くさせる。わざととしか思えない。いらいらした。
結局本当のことを言うなら最初から言えよ、って思う。

でもこの巻の最後あたりでミーチャにものすごく興味を持たせるようになっている。
どんなにたくさんのひとに疑われても、たったひとりでも信じてくれる人がいれば生きていける。そういうメッセージって最近身に沁みるなあ。

突然、雷にうたれたように岡本綺堂の「半七捕物帳」が面白いのではないかと思い、古本屋で買ってくる。シャーロック・ホームズっぽいものらしい。
そういえばシャーロック・ホームズも全部読もうと思ったのに途中で終わってるな。
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