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吉本隆明『西行論』感想

2012年03月29日 18時53分12秒 | 文学
吉本隆明『西行論』(講談社文芸文庫)を読んだ。
難しかった。
はじめ「僧形論」を読んだあたりでは、当時の宗教観みたいなものの批評に非常に興味を惹かれた。死ぬときに浄土が見えるようになる修行は、ただの意識のパターン化であって何の意味もない、というようなことを書いているのを読むと、吉本隆明はすごいなと思った。
しかしだんだん難しくなる。歌の引用も多くなり読みとばす量も増えておもしろくなくなってしまった。

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