![私の作家評伝 (中公文庫)](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71K6IjrO+kL._SL1500_.jpg)
たいへんに分厚い本で、よく知らないとか、名前も知らないような作家の評伝もあり、最後の宇野浩二のすごく長い評伝はすこし飛ばして読んでしまった。今後、読むことがあるのだろうか、宇野浩二。
この本のおかげで森鴎外の『雁』を再読できて、おもしろいことがわかったのが良かった。森鴎外はこれまであまりおもしろいと思ってこなかった。良い機会なので今後も読んでいきたい。
有島武郎と島崎藤村は、どうなんだろうか。読むべきなのだろうか、と迷っている。
芥川竜之介も少し出てきて、読んでもいいかもしれないと思った。
なによりも小島信夫の本を少し読んでみようと思っている。『抱擁家族』しか読んだことがないし、良い印象もない。
『私の作家評伝』の続きで、『私の作家遍歴』というのがあるようなので、こちらも文庫になれば読む。
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