ダブログ宣言!

ひとりでするのがブログなら、
ふたりでするのがダブログ。

☆藤沢周平を初めて読む。

2009年02月08日 16時02分43秒 | 文学
密謀 (上巻) (新潮文庫)NHKの大河ドラマ「天地人」を見ているのだが、戦国時代のことがよく分かってないので(そのせいなのかどうかは明確ではないが)、去年の「篤姫」ほどは面白くない。
よって藤沢周平の「密謀」を読んで直江兼続について勉強する。上巻を読んだ。
藤沢周平は何度か読もうかと思ったことはあるのだが、これまで読んだことはなくて、今回が初めて。読みやすい、が司馬遼太郎のほうが好きだ。切腹のことを「自殺」と書くところにこだわりが感じられる。
大河ドラマでは秀吉(笹野高史)が兼続(妻夫木聡)に金を積んで、わしの家来になれと誘い、兼続が断ると刀で殺そうとする、という場面があったがそんな場面はこの小説ではなかった。なんだ、ないのか。
兼続のどこがすごいのかは上巻を読み終わった段階でもいまだに理解できない。秀吉はおもしろいと思った。
これはドラマの印象と同じだ。
次回は秀吉の小説を読みたいと思う。
コメント