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☆「図説 世界の歴史」

2006年11月02日 22時10分53秒 | 文学
創元社の「図説 世界の歴史」(全10巻)を図書館で借りてちょっとずつ読んでいる。
いまシュメール人のところ。
世界史のこのような本にしては全10冊は短いほうだし、字が大きく、毎ページ写真が載っているので読みやすいと思う。
子どものころにこんな本が家に置いてたら僕も歴史好きになっていたかもしれないなあ。
うちには図鑑もなかったので動植物のこともあまり知らないし、興味がない。
だいたい何の本もなかったからなあ。

そういえばこの間、おすすめの本を訊かれた。
村上春樹の「ノルウェイの森」とか、と答えた。
おすすめの本を訊かれて薦めて、失敗することが多いので何を薦めたら良いのかは結構迷う。
ひとが何を読んでおもしろいと思うかは本当に判らない。
僕は絶対に誰にもすすめないが、片山恭一の「世界の中心で、愛をさけぶ」は結構売れたようなのでほんとうに判らない。
しかしまあ、そんなことを言ってても仕方がないので、僕なりのおすすめの本をここに羅列してみる。(「ノルウェイの森」以外で)
・吉本ばなな「キッチン
・村上龍「トパーズ
・夏目漱石「それから
・カズオ・イシグロ「日の名残り
・ジョン・バース「旅路の果て
並べて気付くのは、読んだのがどれも10年ほど前のもので、それ以来とんでもなく面白い、と呼べる本には出合ってないってことなんだな、と思う。
今年読んだ中では司馬遼太郎の「竜馬がゆく」がいちばん良かったけど、村上龍の「トパーズ」ほどの驚きはないなあ。
単純に読んでるこっちの問題だと思うけど。
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