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☆時のないホテル、台詞のない映画

2006年11月28日 21時34分29秒 | 音楽
もともと音楽に対してあまり興味のないほうなので、レンタルビデオ屋に行っても素通りしてしまうのだが、久しぶりにCDアルバムを借りた。
うろうろしていると宇多田ヒカルの新しいアルバムが置いてあった。
新しいアルバムが出ていたことすら知らなかった。
(ちょっとあとで追記:でもよく考えたら、知ってた気がする。最近ますます忘れっぽくなってる。)
宇多田ヒカルはデビュー当時すげえのが出てきたと思って、アルバム「First Love」は発売と同時に購入したが、最近はそこまで注目してない。
たまにいい曲と思えるものもあるけど。

NHKの「探検ロマン世界遺産」を見る機会がたびたびあって主題歌の、松任谷由実の「水の影」がいい曲だと思っていたので、今日は、収録されているアルバム「時のないホテル」を借りた。

ヴィスコンティの「ベニスに死す」はあらためて見るとほとんど台詞がないことに気付く。
大学のときに大好きになって、それ以来通してきちんと見たことはないのだが、BS2で放送しているので録画している。
この映画のダーク・ボガードを見ると、伊丹十三監督の「タンポポ」に登場する、役所広司と藤田敏八を想い出す。よく知らないが、同じテーマ曲(マーラー)を使ってなかったっけ。
役所広司と藤田敏八のふたりを同時に想い出すわけではなく、正確に言うと、映画「タンポポ」の役所広司の白い衣装を着た藤田敏八を(そんなシーンはないのだが)見ているような気がする。

ちょっとあとで追記。
「役所広司の白い衣装」はまだしも、「藤田敏八」と言っても誰のことを言ってるのかわからないひともいるんじゃないかと思います。
死にかけの奥さんにチャーハンを作らせるひとではありません。それは井川比佐志です。
北京ダックを食べる詐欺師でもありません。それはたぶん中村伸郎。
藤田敏八は、電車に乗ってて歯が痛くって、車内販売の飲茶を食べて、歯医者に行った帰りにアイスクリームを食って、自然食品で育てられてる子どもにアイスクリームを食べさせてしまう男です。
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