☆司馬遼太郎「翔ぶが如く（6）」感想

司馬遼太郎の「翔ぶが如く(6)」を読んだ。
とっても読むのが遅い。
後半はもっと早く読みたい。

熊本で神風連ノ乱が起きる。
神風連のひとたちは、自分たちの行動を決めるのに「宇気比（うけひ）」、つまりクジで決める。その辺のことが結構気味悪く、悪意を持って（いるように思った）、描かれる。
司馬遼太郎はこういうことが本当に嫌いなんだなあ。
イデオロギーが嫌いってどっかに書いてたもんな。
神風連はまさにイデオロギー集団だ。
そういえば神風連ノ乱については、三島由紀夫の「豊饒の海」のどれか、たぶん二番目あたりに出てこなかったかなあ。「豊饒の海」は全く面白くなくて、つらくて泣き泣き読んだ記憶しかないけど。
それとも猪瀬直樹の本で出てきたんだったっけ。すっかり忘れたなあ。名前に聞き覚えがあるんだけど。
社会科の授業で得た知識では絶対にない。それだけは（悲しいことに）断言できる。ほんとうに嫌いだったから。
興味のないことは忘れるのも早い。

それにしても太政官政府は、というか大久保利通は結構嫌われていたんだな。そんなことを全く知らなかった。
それにひきかえ西郷隆盛はみんなに崇拝されている。
西郷隆盛がこのように鹿児島にひっこんで、誰にも会わずにいっつも外出していたことも知らなかった。
西郷隆盛といえば、無類の犬好きなんだろうという印象しかなかった。ほんとに犬好きなのかどうかは知らないけど。

神風連ノ乱は明治九年なのでもうすぐ西南戦争だ。

☆ジュン・スカイ・ウォーカーズに倣いて

モーニング娘。については後藤真希が入団したあとぐらいからメンバーの詳細が定かではない。グループそれ自体への興味はほんとを言えば福田明日香の退団で終わっていた。
ジャニーズ事務所所属タレントで言えば、TOKIO以降はもうよく判らない。V6については顔は判るが名前は全員は言えない。
KAT-TUNについては顔も名前もわからないが、グループ名がメンバーの頭文字から取られているということは知ってる。たぶん何かのクイズ番組で見た。
メンバーがひとり、しばらく、か又はずっと、抜けるということはグループ名も変更するんだろうか。
「KT-TUN」になったらなんと読むんだろう。すでに読みにくいのにずっと読みにくくなる。「くつーん」または「くつん」または「くっつん」？　しかも「く」にはできるだけ母音を含ませず発音。
とりあえず、しばらく抜けるということで「K(A)T-TUN」くらいにしておくのが無難かなあ。「JUN SKY WALKER(S)」みたいに。

記憶に新しいところでは「杉山清貴＆オメガトライブ」は杉山清貴がいなくなって「オメガトライブ」になったけど、メンバー変更があってもグループ名を変えないのが一般的なのかなあ。V6がV5になりV4になり、再びV5に戻り、紆余曲折あってV3となって仮面ライダーを思い出させることになる日は来ないんだろうな。

まあ、どうでもいいことですけど。