”朝吼夕嘆・晴走雨読”

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重村三雄「燻し銀の世界」;露満堂

2004年12月27日 | 「Weekly 読書感想」
 「場所には行け、人には会え」などと粋がったいるけど、本書に巡り合い“ひょっとして本当に意義あるかも”と思った。
先月初め、住んでいる旧与野市最寄の居酒屋で開催される「埼玉奄美会」に一人出掛けた。40名ほどの出席者の中で隣合わせた人が著者。名刺交換の後、署名入で送られたのが本書。

 読んで見て驚いた。著者は箱根彫刻も森美術館やビエンナーレ展での数々の受賞、ワシントン州立大美術館はじめ埼玉県各地にその作品が展示されているカタメタージュという独特の技法を生み出した沖永良部出身の有名な彫刻家だった。それも拙宅とつい10分の至近距離に私設展示館を開いているとは。 

 1929年生、米軍統治下の奄美から九死一生で鹿児島に密航、神戸を経て上京埼玉県大宮に居を構えた著者の閲歴は私達奄美出身の同時代史とも云える。近い内にお礼かたがた大宮・堀の内の自宅兼展示館に伺う予定だ。

 ~WUBの皆様へ。
 先日の忘年会で何人かの方からHPアップに先立ち以前送っていた3mメルマガ送付先として「私は削除されたのですか」と聞かれましたが、コメント、レスポンス等要請のある方には送り、その他の方には控えていました。これより配信再開しますが、不要の方は遠慮なくそのまま返信クッリクしていただければ以後送付を控えます。
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