”朝吼夕嘆・晴走雨読”

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「お金の流れで読む日本と世界の見本」;ジム・ロジャース著(PHP新書)

2020年06月11日 | 「Weekly 読書感想」

                                
 伝説の投資家として有名な著者のインタビュー録の本書。私が最も印象に残る内容は現在様々な問題点があるもののやがて世界を制覇するという中国や韓国の将来への視点。かつて火薬、羅針盤、活版印刷の「ルネッサンスの3大発明」を生んだ中国は今後益々発展し、世界を制するという視点や南北統一を果たす朝鮮半島は北朝鮮のリードの下、日本を凌ぐという予測。単なる予測、希望だけでなく、著者は家族と共にシンガポールに移住し、娘達を現地の大学に通わせ、中国語を学ばせている。しかも、少子高齢と借金大国で移民を受け入れない日本はこのままでは2050年に滅ぶるという。ナショナリズムを脱した驚愕の慧眼と言うべきか


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