センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

日本の芸術家、演奏家支援!

2017-03-02 00:00:30 | 支援、援助
日本は近年、芸術家支援のために様々な取り組みを行っております。その一例が日本のバレエの技術や国際バレエコンクールなどで日本人、若い人たちが受賞する機会が増えて来て、世界的にも高い評価を得ております。
ましてやバレエ界では、日本人が世界で活躍する場も増えており、現にバレエを習う若い人たちも増えております。
実は世界で活躍する日本人が多い。
世界では「バレリーナ」は花型職業、例えば日本で言うとお相撲さんで横綱になれば年俸数億円と言われている国技扱いと同じように、各国が設立したバレエ団でプリンシパルになると、シッカリとした生活補償が約束される場合も多いようです。
最近ではヨーロッパのバレエ団に入団し、世界的に認められる日本人バレリーナも数多く誕生し、活躍の場が広がっています。
既に世界で活躍する日本人は100人以上おられます。

現在、バレエ教室などの環境が揃い、数的にも恵まれています。その数は世界一と言われています。
こうした環境や国の支援などもあり、世界的に活躍する日本人が増えて来ています。
また、フィギュアスケートのように、スポーツ界でも日本人選手が活躍しています。
これらもアイススケート場に恵まれたり、設備の整った場所と豊富な練習量にあります。
一方では演奏家、特にクラシック音楽の演奏家は、世界的に活躍する日本人が極めて少ないのが現状です。国内演奏だけでは生活出来ないと4割以上の演奏家の人たちは、他に仕事をしながら生計を立てたりしています。
クラシックの演奏会などでは、お客様が高齢化し、ヨーロッパのように若い人たちがアベックでリサイタルなどを聴きに来ています。これらは芸術文化だけの違いではなく、意識レベルが違うようです。伝統文化を守る意識が高いことにもあります。

日本の音楽は、世界的に通用するのはアニメキャラクター的な可愛い系やバーチャル系と言った、近年のハイテクな文化です。
そんな中でバレエ界からは、今年も国際バレエコンクールで日本の若手が受賞しています。
それは、世界からも認められ、先輩と言える人たちが世界で活躍している人が多いから実績も残しています。
これらは、バレエ界に限らず、クラシック音楽、演奏家が実力ある日本人演奏家は多いのですが、世界で活躍する場、チャンスに恵まれていません。一握りの僅かな人が世界で活躍し、この間も日本人、女性ピアニストがグラミーショー、演奏家部門にノミネートされておりました。こうしたことをきっかけに、せっかく子供の頃から続けて来たピアノを小学校の高学年になると『お受験準備』のために、止めるとか習い事を中断してしまう人が多いのです。

本当は、隠された才能があり、世界で活躍できるかも知れないのですから、とても残念なことです。
そして、コンクールで受賞した人たちがプロの演奏家を目指すことになるのですが、そうではなく、受賞しなくても、プロの演奏家に成りたいと夢を持って欲しいのですが、日本のクラシックなどの現状を考えると決して楽なことではないから、プロの演奏家を目指す人は少ないのです。
これらを改善するために、私の知り合いのピアニストは、自ら音楽事務所を構え、演奏家に成りたい人のために支援だけではなく、教室でプロの演奏家になるための指導や育成に取り組んでおります。いずれ、若手の中から世界で活躍する人が現れて欲しいと私も願っております。
日本は、バレエコンクールなどで日本人が受賞者が相次いでれば支援しますが、クラシック音楽のように受賞者が少ないと支援もされません。ですから、プロの演奏家の人たちが後継者育成に努め、日本の芸術、文化を護っているのです。
私は今後とも芸術家、演奏家を応援し、支援して参ります。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カメラと念写!? | トップ | 無条件の愛! »
最新の画像もっと見る

支援、援助」カテゴリの最新記事