センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

栃木スキー場雪崩‼︎(危険回避能力を高める)!

2017-04-03 00:00:30 | 支援、援助
ドローンで現場の状況確認=参加者からも聴取―栃木スキー場雪崩!
時事通信 3/28(火) 11:08配信
ドローンで現場の状況確認=参加者からも聴取―栃木スキー場雪崩
栃木県那須町で雪崩が発生し8人が死亡するなどした事故で、那須地区消防本部などは28日午前9時から現場上空に小型無人機(ドローン)を飛ばし、雪崩が起きた状況を確認した。
栃木県那須町で雪崩が発生し8人が死亡するなどした事故で、同町などは28日午前、現場上空に小型無人機(ドローン)を飛ばし、雪崩の状況を確認した。
事故は県高校体育連盟が主催した春山登山講習中に発生しており、県警は無事だったり、軽傷を負ったりした教諭や生徒から話を聴く。
ドローンは午前10時すぎ、雪崩の発生現場に近いゲレンデ上に設置された作業場所から離陸。この日は晴れて風も弱く、消防隊員約10人が現場尾根の方向に飛び立ったドローンで上空から現場の状況確認を続けた。
県危機管理課によると、ドローンで雪崩の詳細な発生状況や規模などを確認できなかった場合は、ヘリコプターを飛ばすという。 
時事通信ニュースより、引用。

私も高校生の時に、山岳訓練ではなく冬山スキー、八甲田山山頂からのスキー下山中に、猛吹雪に遇い、視界が全く見えずに動くことは危険と判断し、友人と二人でかまくらをスキー板で作り、そこで翌朝まで救助を待つために、かまくらの入り口にスキー板を並べて、目立つように並べて、風除けにしました。外は氷点下の気温なので、じっとしていると防寒着を着て居ても、数時間しない内に低体温症となり、死んでしまいます。
だから、私は友人にもかまくらを作るぞ!と言い、身体を動かすこと、かまくらに入れば強風を避けられるので低体温症にはならないからと、また、持っていたチョコレートを食べて、夜を過ごしました。流石に寒くて眠れなかったので、友人と抱き合いながら、身体を摩りながら朝、夜が明けるのを待ちましたら、幸い猛吹雪は修まりました。そして救助隊の叫び声が聞こえて私たちは救助されました。
スキーを履いているから、滑れるから頂上から下山出来ると過信していて、急な悪天候になると予想しなかった私でしたから、救助された時には、救助隊の人に怒られかと思ったら、良かったな助かったぞ、これで冬山の怖さを知ったろう!勉強になったろうと言われた時に頷いて、分かりました。ありがとうございましたと深々とお礼を言いました。

今回は県高校体育連盟が主催した春山登山講習中に発生してた雪崩による遭難でした。
私の時との状況は違いますが、同じく、幾ら春先でも山には沢山の残雪や新雪が積もっていました。
これらの自然災害などの事故では決まって「想定外」や前例が無いと報告しますが、自然相手の場合は、想定外や前例がないなどは通用しません。予測不可能を想定して、これら山岳訓練に指導に当たらないといけません。
指導員を責める訳にはいきませんが、スキー場の急斜面の下のところで休憩していたところを雪崩が発生し、巻き込まれたものです。つまり、無防備、危険回避能力の緩んだ状態時だったから結果的に大惨事になったものです。

私も以前に私の経験から山岳ガイドの人たちに、冬山に限らず、自然の中に潜んでいる危険を自己の五感を駆使して、観察する、洞察する方法と事前に天気予報をする、雲の流れ、風向き、湿気や太陽と雲の関わりなどから、天候の悪化を予測する「観天望気」の知識と身の安全を護るために「危険回避能力」を高める訓練指導をしたことがあります。
「勇気ある、中止の決断」が出来るか出来ないかの判断が結果的に大惨事を招くか、回避出来るかの分かれ目になることになるです。今回も毎回のようにこのような山に限らず、自然災害による事故は後を絶ちません。
私が常に指導するのは、絶対安全はあり得ないということです。想定外だの、予測出来なかった、何十年もこの場所では雪崩はなかったから安全だと思ったの判断が大惨事を招くことに繋がるのです。
ですから「だろう!からかも知れない!」雪崩や事故が今でないから安全だろう!きっと大事だと指導するよりも、此処は今までに雪崩や事故がなかったからこそ、危ないかも知れないから、別なところで、風が吹き寒くても周りには傾斜のきついところがないから、雪崩が起きにくいし、起きたとしても直ぐに逃げられるように傾斜の方を向いて休み、少しでも以上な音や匂いを感じたら、私に伝えて欲しい、直ぐに私が判断し、指示するからと私が訓練に参加した時には「危険に敏感になれ!」五感を駆使してキャッチすることが危険から身を護る術となるからと指導します。
こうした、感覚や能力を高める訓練や指導が出来る指導員が日本では少ないものです。
今年も夏休みには、親子や子供たちの団体などが川辺などのキャンプで、急な雨に過信して、大丈夫だと間違った判断で急な水かさに急流に流されて命を落とすなど、未体験だったり、危険回避能力の欠如の表れでもあります。
今後とも、私は危険回避能力を高めるために、自らの命は自らの力と感覚で護ることは、他人の命も護れるということを私から提言致します。

五感プロデュース研究所、荒木行彦、
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