センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

連理之枝で居たい!

2018-11-08 00:00:30 | 愛情
男女の情愛の、深く睦まじいことの例え。相思相愛の仲。夫婦仲のむつまじい例え「比翼」は比翼の鳥のことで、雌雄それぞれ目と翼が一つずつで、常に一体となって飛ぶという想像上の鳥。「連理」は連理の枝のことで、根元は別々の二本の木で幹や枝が途中でくっついて、木理が連なったもの。男女の離れがたく仲むつまじいことの例え。
「比翼の鳥」「連理の枝」を略して一つに連ねた熟語です。
「比翼の鳥」は、一眼一翼(目が一つで翼が一つ)の伝説上の鳥であり、地上では各々別々に歩くが、飛ぶときは雌雄が一つになって助け合うので、仲の良い夫婦の譬えとされました。
「連理の枝」は、中国の戦国時代の宋の国に大臣の韓凭と妻の何という仲の大変良い夫婦がいましたが、宋の国王の康王が何に横恋慕して、夫の韓凭を牢獄に閉じ込めて、何を自分のものにしようとするが、何は河に飛び込んで自殺し、夫の韓凭も後を追って自殺します。これに怒った康王が二人の墓をわざとすぐ近くだが別々にして埋葬します。これは直ぐ近くにいるのに一緒になれない辛さを味あわせるためでしたが、数日後に両方の墓に木が生えて、枝が伸びて絡み合います。これが「連理の枝」で、やはり仲の良い夫婦の譬えとなったのです。
先のお答えの白居易の「長恨歌」の一節の「比翼の鳥」「連理の枝」は、上記の譬えを用いたのです。

使用例:「あの若夫婦の仲睦まじさは、まさに比翼連理だ」。
比翼の鳥と言えば、『鴛鴦』オシドリ夫婦と呼ばれるように仲睦ましいイメージがありますが!実際の生態は、繁殖期に鴛鴦のオスは他のメスに求愛することが知られています。
だから、仲間の良い夫婦を鴛鴦夫婦と呼ぶのは本来は『仮面夫婦』と言うことになります。
では、実際には夫婦中の良い!比翼の鳥は『丹頂鶴』なのです。
丹頂鶴は一旦番になるとどちらかが亡くなるまで付き添います。決して浮気などしません。
また、求愛時は天に首を持ち上げて鳴きます。それも翼を広げて!まるで求愛ダンスをしているように情熱的です。
これらから、私が6年前に魂の片割れ同士が出逢ったツインソウル(双子の魂)の繋がり相手とはまさしく!連理之枝(れんりのえだ)で居たいものです。
また、比翼の鳥は鴛鴦、見せかけの仲睦ましさではなく、丹頂鶴のような真実の仲睦ましいソウルカップルになりたいと願っています。
私の好きな『愛に纏わる四字熟語』でも、この連理之枝が好きな熟語です。
荒木行彦、

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