センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

オナガという鳥!

2021-12-03 00:00:30 | 野鳥

オナガ、スズメ目カラス科オナガ属に分類される野鳥。

分布、

ユーラシア大陸の東西両端の二つの離れた地域に分布する留鳥である。分布の一方はロシア東部、中国東部、日本などの東アジアである。

いずれの地域においても局地的、飛び地状に生育域が存在する。

日本では分布を狭めており、1970年代には本州全土及び九州の一部で観察されたが、1980年代以降、西日本で繁殖は確認されておらず、留鳥として姿を見ることはなくなった。

現在は福井県以東、神奈川県以北で観察されるのみとなっている。僅か10年足らずで西日本の個体群が姿を消した。原因は全く分かっていない、但し、九州個体群については近年になって分布を拡大し続けている「カササギ」との分布競争に敗れたという説がある。

このように分布域を狭めているのが、東日本に残された群の個体数は減少どころか増加の傾向にある。

 

形態、

全長34~39cmで、キジバトより一回り大きい程度、但し、尾羽が20~23cmと長く、頭と体の大きさはムクドリ大。名所の由来は、尻尾が長いことによる。

黒色に見える東部の羽は濃紺、喉元から後頭部と背の境界部分が白色、胸、腹が灰色、背は濃い灰色、腹の羽毛をかき分けると黒灰色の層が見える。翼は畳んだ状態では青灰色で隠れた部分は青灰色(2枚X5)で扇状に開いた際に中央の2枚が最も長く先端が白い、雌雄同色である。尚、イベリア半島に分布する亜種は尾羽の先が白斑がない。

生態、

平地から低山地の比較的明るい森林や竹林を好み、森林に近接する市街地などでも見られる。ある範囲を

行動圏として縄張りのように保有し、年間を通じて同一の個体で構成されている群れ(家族群)を作り生活している。

植生は雑食で、昆虫、果実、種子などを常食し一部は貯食する。

一夫多妻で、人家に隣接した樹木の樹上に枯れ枝などを使って皿状の巣を作り、1腹6~9個の卵を産む。抱卵期間は17日~20日で、雄が抱卵する。雛は約18日で巣立ちする。

何時も高いところにおり、群れで行動し、カラスの仲間とあって学習能力は高い。警戒心が強く、また敵に対するモビング(擬攻撃)行動も活発で、巣が襲われた場合は集団で防衛にあたる。

育雛期には、前年に生まれの個体による手伝い行動(ヘルパー)と呼ばれる行動か行われる。鳴き声は「ギューイギュイギュイ」「ゲー・ギー」などと汚い大声がよく聞かれるが、これは警戒音鳴きであり、繁殖期の番同士などは「チューイ、ピューイ、チュルチュル」など愛らしい声で鳴き交わす様子も観察される。

私の自宅前に、毎朝のように樹木に止まり、ギューイというよりも、ゲー・ギーという鳴き声と、チューイと甘えるような鳴き声が、朝食の準備中に鳴き声が聞こえます。時には、玄関のドアを開けると目の前の樹木の上に止まっていて、こちらを振り向いたりするので「おはよう」と声を掛けます。

 

以前には、駅までの通り道の樹木の家族群れで止まっていて、その木の下を私が通りましたが逃げませんでした。鳴いていたのは「いってらっとゃい」と私には聞こえました。

本当に可愛いです。身近な野鳥でも「オナガ」という鳥は、私的には神秘的な雰囲気のある鳥です。

本来、警戒心が強い鳥なのです。私が撮影していると若鳥が多いのですが、近くに止まり、私を覗き込んだりすることがあります。

以前にも紹介したことがありますが、何故?私のところに野鳥が近づいてきたり、好奇心旺盛の個体が餌をねだりに来たりするのは「波動の高いところに野鳥」が集まったり、近づいて来たりするという事です。

鳥は、波動が高い場所をよく知っています。分かるのです。波動の良いところに樹木があれば、そこに止まって囀ったり、木の実を食べてり、同時に糞なども落としていきます。こうしたことはとても幸運なことなのです。

私が50年以上野鳥などの生き物たちと接してきた体験だけでなく、愛護活動などをしていて、野生生物の保護や愛護もしております。こうした、ことは人には話さないと分かりませんが、自然界の生き物たちは「良い波動を感じて」この人は、分かる人、護ってくれる人と感じられるから、私に近寄って来たり、近くにいるよと知らせてくれるのです。

こうして、毎日のように生き物たちと触れ合い、テレパシーで交信もできます。

だから、我が家にペットがいなくても、恋人がいなくても寂しいことなんかありません。私には多くの生き物たちに好かれ、会話もできます。これほど幸せなことはありません。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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