センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

キスを科学する!

2012-06-30 00:00:40 | 感覚、五感
日本人は、キスに対して、私たちの世代の中年以降の人達には抵抗がある人が多いと思われます。
ラブストリーの映画などではキスシーンから始まると、女性の人達ならロマンテックだと感じるだろう!
では人はなぜ、キスをしたくなるのか?
外国の人たちなら、挨拶代わりにキスをする。日本人ならお辞儀するか、握手をする程度です。
最近の若い人たちは、電車の中や街角でも、人前で堂々とキスしているアベックを見かけることが多くなってきました。
日本の文化には「恥じらいの文化」があります。人前で男女が手を握ったり、キスなどはもってのほかであった時代なら、現代は乱れた社会となるかも知れない。
現在では、日本人でも、若者たちを中心にキスをすることは、お互いの愛を確かめ合う、感じあうために重要な行為となっている。
確かに、電車内や人込みの中でアベックがキスしていると、邪魔なだけでなく、子供たちや人目に触れるから、日本ではこっそりとした方が良いと思われます。
例えば、私のように長年連れ添った妻との間ではキスなどは、長年ありません。ましてや、このような状態になるとセックスレスにも繋がりやすいのです。
また、最近では、20歳代から30歳代の若い人たちが「恋愛音痴」から、データでは6割を超える人たちが、彼氏、彼女が居ないと答えています。
つまり、キスどころではないのである。恋愛自体が出来ない。男女のコミュニケーションが希薄な状態とも言えるのです。
男女が出会い、愛し合い、まずは手を握り、相手の手のぬくもりや、冷たさなど触覚で感じるでしょう!そして、機会があればキスしたくなるのが人間の本能です。
ところが、若い人たちの中には、キスが出来ない。したくないと考えている男女が多いと言います。不潔だとか、臭いとか悪いイメーシがあるようです。
そこで、私が提唱している「五感で楽しむキス!」の勧めです。
五感で愛を感じる! Kissをする方法です。キスする素晴らしさを五感で敏感に感じ合うことが大切なのです。
愛する者同士、キスを交わし愛を確認し合う!
視覚→男性ならば、彼女の小さくて可愛らしい唇やグロスを塗った唇にキスしたくなる人もおられるでしょう!女性の人ならば、大きな男性の唇でキスして欲しいと思うでしょう!
女性が少し、半開きした唇を見るとキスしたくなると興奮する男性も多いはずです。
嗅覚→ここで注意をしなければいけないのは、口臭の臭さです。折角のキスするシチュエーションになっても、翌日の食べた物の臭いや、二日酔い、タバコの脂臭さが残っていては、女性は嗅覚が鋭いので、幻滅してしまうかも知れません。だから、歯磨きやうがい、口臭予防に男性も女性も注意したいものです。
聴覚→愛し合う男女がキスを交わすと、唇に触れる音や、チューというキスの音がします。だから、キスのことを「チューをする」というのは、このキスを交わす音から来ています。他にも、唾液の音、ドライマウスなどの場合は、キスしても相手に対して、感染症や雑菌などをうつしてしまうことになります。
また、耳元で優しい言葉をかける。キスの最中に耳元で「愛している。大切な人だからと」言葉を囁くと、女性の人達は気分が高揚して、キスに興奮するのです。
触覚→キスをする時に、初キッスでなければ、舌先を相手の舌に絡ませたり、舌を吸ったりと、舌触りがとても気持ち良いことが分かります。
そして、舌で舌と触れ合うと、くすぐったい感覚になります。
何よりも、舌先の触覚を敏感に意識して、感じ取ることが大切です。
上手なキスが出来る人は、この舌先の触覚の感覚が良い人です。
味覚→キスと味覚は関係ないと思われがちですが、よく、初キッスの味と言われ、「レモンの味」と答えるなどと言われるのは。初キッスが「甘酸っぱい思い出」から来ているのです。
実際は、唾液の味、但し、事前に食事をしていれば、気をつけたいのは、キスした場合に、口臭の臭さと共に、食べた食材の味が相手に伝わることがあります。ですから、私のように食後に、キシリトール入りのガムを噛んだり、うがいをしたり、口臭予防スプレーを携帯しているので、口内にスプレーします。
このように五感を総動員して、キスで愛を確認し、お互いの愛だけでなく、思いやりを確認し合うのです。ですから、普段から口内を清潔に保ち、口臭予防、キスが上手いと、パートナーが幸せを感じるということです。女性の人ならば「愛されていると実感」することでしょう!そして、彼ともう一度キスしたい。
もっとしたいと思うようになるでしょう。それだけにキスは愛情表現だけでなく、愛し合う者同士の「子孫繁栄の営み」、セックスへの準備段階のような大切な行為なのです。そして、私たち人間(ホモ・サピエンス)は子孫を残し、繁栄させて行くのです。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、

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