センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

「脳症の進行速かった」 えびす食中毒で研究会

2012-06-12 00:00:40 | 環境
共同通信社 6月7日(木) 配信
焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の腸管出血性大腸菌O111による集団食中毒で、富山県と県医師会による研究会が6日、富山市であり、治療に当たった医師が「脳症の進行が特に速いのが特徴だ」と報告、大規模食中毒発生時の迅速な対応を呼び掛けた。
県内の医師や看護師のほか、石川、福井両県の担当者ら約180人が参加した。
えびすの食中毒では神奈川、富山、石川、福井の4県で181人が発症し、うち5人が死亡するなど重症化が特徴。
小児患者の治療に当たった富山大学医学部の種市尋宙(たねいち・ひろみち)医師は「溶血性尿毒症症候群(HUS)と脳症がほぼ同時に発症するケースもあった」とし「HUSを確認してからでは脳症の対応に間に合わない」と語った。
重症化の原因を調べている富山県衛生研究所の綿引正則(わたひき・まさのり)主幹研究員は、患者のうち102人から菌が検出されなかったことを取り上げ「菌が溶けたためで、これが重症化につながった可能性もある」と話した。
ほかに、複数の医療機関の間のメーリングリストによる情報交換が治療に役立った事例なども報告された。
腸管出血性大腸菌O111などは感染力が強いために、子供たちでは、溶血性尿毒症症候群(HUS)と脳症がほぼ同時に発症するケースが多々あるのです。
食中毒などでは、脳症と関わりがないように思われますが、食中毒では、脳髄液に大腸菌などが入り込むと、幼い子供などは免疫力が弱いために、脳症などに疾患しやすいのです。
例え、延命したとしても、植物人間になったり、寝たきり状態になるリスクも高いのです。
ですから、初期治療が求められ、また、これからのシーズン、生肉、生魚など、雑菌などが発生しやすい季節や、食品には特に注意が必要です。出来る限り、新鮮なもの以外は、生で食べない。焼いてたべるなど心がけることも重要です。
安易に、お店で出されているものは、決して安全とは言い切れません。
黴菌やウイルスは目に見えないものです。ですから、五感を総動員して、異常を感じることです。匂いが変だとか、一口食べて、酸っぱいとか、腐敗している味などを敏感に感じることで、自分の命を守る術にもなるのです。
これからのシーズンは、雑菌、黴菌、ウイルスなどの発生率が高まります。食中毒を安易に考えずに、お刺身を食べる時も、無薬味を使用して食べる。生肉は、新鮮なもの以外は口にしない。出来る限り火を通して食べるなど、心がけることが大切です。
美味しいからと、食中毒のリスクの高い食材には出来る限り用心したものです。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、




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