センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

自殺を考える!!

2012-06-04 00:00:40 | 人の脳
「自殺考えた」23%に増加…20代女性3割超
読売新聞 5月2日(水) 配信
内閣府は1日、自殺対策に関する意識調査の結果を発表した。
これによると、自殺を考えた経験がある人は全体で23・4%となり、2008年2月の前回調査より4・3ポイント増えた。年代別では20歳代の28・4%が最も多く、特に20歳代女性は33・6%と、前回調査(21・8%)から大幅に増えている。
調査は今年1月、全国の20歳以上の男女3000人を対象に実施し、有効回収率は67・2%だった。
年代別では、40歳代の27・3%、50歳代の25・7%、30歳代の25・0%と続いた。すべての年代で女性が男性を上回っている。
また、自殺を考えたことがある人のうち、「最近1年以内」に考えたと答えた人も、20歳代の36・2%が最多だった。20歳代女性に限定すると44・4%に上った。
以前から、日本人の自殺に関して、様々な方面から警鐘を鳴らしてきました。
13年連続の3万人を超える人たちが自殺で亡くなっています。連続で3万人を超える人たちが1年間で亡くなっていることは、私の田舎、青森県が10年足らずで、一県の県が無くなったのと同じぐらいの人達が消えてしまったことになるのです。
それも、私が危惧しているのは、未成年と若者たちの自殺率の増加です。以前名から中高年が自殺増加傾向でした。
原因は、健康苦、借金などの生活苦などが多かったのですが、最近は、将来の不安、3.11東北大震災後に、遺族への思いから、後追い自殺も危惧されましたが、それは急な増加ではありませんでした。
ところが、最近は子供たちのいじめの問題から、自殺する子供たち、将来を不安に思い、自殺する若者たち、中での若い女性が不安に思い、自殺する。または、自殺したいと考えている人達が実に多いのです。
私が以前に、テレビなどの番組でも警鐘を鳴らして、提唱したのは日本人特有の遺伝子」を持っていることがこのような自殺、自殺願望へと繋がっていると指摘しました。
それは、「不安遺伝子」(S遺伝子)とも言われ、この不安遺伝子には、3タイプあり、S型とL型が知られる。組み合わせはSS型、SL型、LL型がある。不安に弱いSSタイプと、やや弱いSLタイプ、そして、強いLLタイプがあります。
特に日本人は、SSタイプが多く、SLタイプと合わせると、なんと、日本人の97%もの人たちが持っている遺伝子です。ですから、日本人は、総じて神経質で、プレッシャーに弱く、不安やストレスにも弱いのです。
これら、経済、雇用の問題、大震災などの不安要因が重なり合い、将来に不安を感じます。
また、女性は不安やパニックなどにも陥りやすく、不安や、悩み苦しんでいる人が実に多いのです。
これらから、パニック障害、うつ病なども増加しているのです。他にも、様々な要因が重なり、ちょっとした切っ掛けで、不安や、悩み苦しみが強くなる傾向があります。
日本では精神カウンセラーの数も少なく、相談もできない女性も多いのです。私も何人かの女性の悩みを聞き、解決に導いた経験もありますが、その人たち自殺願望が強く、この世から逃げたい、死にたいと考えてしまうのが人の脳なのです。
ですから、現在、悩んみ、苦しんでいる人達、特に若い女性の人は、自分だけが悩んで苦しい訳ではありません。人に話したからと、苦しみは分かって呉れないと思っているのは、間違いです。日本人の多くの人達が、何かしら悩みと、苦しみなどを背負って生きています。
ですから
私は、世のため、人のために頑張ってみる。目的や夢を持って必死に頑張ってみる。将来は誰にも予想も想像も出来ませんから、取り敢えず、今日を頑張ってみる、明日になれば、また、今日一日を頑張ってみる、その繰り返しで生き抜ことが大切だと思います。
そして、決して一人ではないということです。もし、自分が自殺してしまえば、多くの人が悲しむことになるのです。私は常に他人でも、自殺して亡くなった。幼い子供たちが事故死したなど、私よりも若い命をなくすことは大変、胸が痛い思いがするのです。悲しいのです。
ですから、せめて自殺を考えても良いから、「自殺をしないで欲しい、実行しないで」と声を大にして叫びたいです。
今後とも、日本人と自殺に関しての話題を取り上げることで、少しでも抑止になればと強く願っております。
五感プロデュース研究所、主席研究員、荒木行彦、



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