センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、今月中は注意が必要に!

2012-06-13 00:00:40 | 感覚
薬事日報 6月7日(木) 配信
小児を中心に流行するA群溶血性レンサ球菌咽頭炎が、2008年に次ぐ流行の兆しを見せている。国立感染症研究所では「感染症週報」(第20週:5月14-20日)で、今年に入ってからの報告数の推移を紹介し、同感染症がこれから夏に向け流行のピークを迎えることが予想されることから、注意を喚起すると共に、今後の発生動向を注視していくことが必要としている。
全国約3000カ所の小児科定点による感染症発生動向調査では、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の発生報告数は例年、学校、幼稚園等の春期休暇の終了後に増加し、ゴールデンウイーク期間中に一旦減少するが、その後再び増加し、第22週か第23週に春期から夏期中の流行のピークを迎えるパターンを示している。
今年の第20週の定点当たり報告数は、2週連続で増加し2・56(報告数は8073)となり、過去10年間の同時期の報告数では08年に次ぐ高い値となっている。
都道府県別では、富山県の5・21が最も高く、次いで大分県の4・94、宮崎県4・14、福井県4・09、北海道4・01となっている。また、38都道府県で前週より増加していた。
累積報告数の年齢群別割合を見ると、4-5歳、6-7歳、2-3歳、8-9歳の順で高く、2-9歳が発生の中心であり、9歳以下で全報告数の85%前後を占めていた。これは、例年と同様の傾向だ。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、潜伏期間が2-5日で、突然の発熱、咽頭痛、全身倦怠感によって発症し、しばしば嘔吐を伴う。発熱は通常3-5日で下がり、主症状は1週間以内に消失するが、菌が産生する毒素に免疫のない場合は猩紅熱に進展する場合がある。
治療には、ペニシリン系抗菌薬が第1選択薬だが、ペニシリンアレルギーがある場合にはマクロライド系やセフェム系の抗菌薬が投与される。リウマチ熱や急性糸球体腎炎など非化膿性の合併症予防のため、少なくとも10日間は確実に投与する必要があるという。
感染経路は飛沫感染や接触感染が主で、兄弟間や学校、幼稚園、保育園など小児の集団生活施設内での感染も多い。
予防法としては患者との濃厚接触を避けることが最も重要といわれ、うがい、手洗いなどの一般的な方法が推奨されている。また、マスクを用いた“咳エチケット”も効果が期待できる。
私も、横浜市本牧で「かいじゅうの森ようちえん」の理事を務めていることもあり、これら流行性感染などの注意や、これから梅雨が明けて、真夏日が続くと、今度は熱中症対策をしなければならない。外気温が32度以上の猛暑日には外出を控えたり、野外活動を控えるなどの対策だけでなく、もし、熱中症に疾患したら、初期処置によって、重度にならないように防げるのです。
このように、子供たちの健康管理をするのも、私たちの役目です。
そして、幼稚園の代表者にも指導して参ります。
お子様を預かっている。側としては怪我や突発的な病気などにも注意を促し、知識だけでなく、対処方法も重要であると指摘し、指導もして参ります。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、

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