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センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

夢のメカニズム!?

2017-06-06 00:00:30 | 人の脳
夢を見ているレム睡眠
睡眠の大きな役割の一つは脳の休息で、睡眠の約75%を占めるノンレム睡眠中の脳は休んだ状態になりますが、レム睡眠中の脳は眠りながら活発に動いています。
昼間に体験した出来事や学習・勉強したこと、怖かったことや嬉しかったことなど、脳は起きている間に蓄えられた大量の情報をレム睡眠中に整理して、必要な情報を記憶として脳に焼き付けたり、記憶を引き出すための索引を作ったり、必要のない情報を消去したりしています。
このように脳は毎晩眠りながら大量の情報をレム睡眠中に整理・整頓しているのですが、このレム睡眠中に私たちは盛んに夢を見ています。
楽しい夢や怖い夢、現実には起こり得ないような奇想天外な夢などを見るのは、脳が一日に蓄えられた大量の情報を短時間で整理しているためだと言われています。

見た夢を覚えているか覚えていないかの違い!
脳の中では記憶の整理が毎晩必ず行われているため、目が覚めた時に夢を見たと自覚していなくても、それは夢を見なかったのではなく見た夢を覚えていないだけなのです。
見た夢を覚えているかどうかは、目が覚めたタイミングと大きく関係しています。
ある実験では、脳が記憶の整理を行っているレム睡眠中に起こされた人の約80%は「夢を見ていた」と認識し、ノンレム睡眠中に起こされた人と比べて非常に高い数字になっています。
レム睡眠中は、レム睡眠の最大の特徴でもある急速眼球運動がほとんど見られない時期と頻発する時期がありますが、特に急速眼球運動が頻発しているタイミングで起こされた人は「夢を見ていた」と認識する確率が非常に高くなり、同時に夢の内容をはっきりと覚えているという結果も出ています。
私たちはノンレム睡眠中にも夢を見ていますが、ノンレム睡眠中に見る夢のほとんどはストーリー性がなく映像を伴わない夢、断片的で思考的な夢だと言われています。夢のメカニズム、ホームページより抜粋引用。

夢の種類には多くあります。
願望夢(代償夢)、警告夢、予知夢、現状夢(象徴夢)、不安夢、身体的生理現象、ストレス夢、過去夢、前世夢、魂の共鳴、他にも、悪夢、正夢、逆夢、明晰夢なとがあります。
人は何故?夢を見るかは、脳科学的に説明すると、その日に体験したことや学習したことを記憶し、脳に保存(記憶)するために、毎日のように夢を見ています。
よく、私は夢を見たことが無いと自負する人は、夢の記憶がない、覚えていないだけです。浅い眠り(レム睡眠時)によく夢を見ると言われています。また、刺激や衝撃的な夢はよく覚えているものです。
不思議な夢や私のように正夢、予知夢、魂の共鳴、身体的生理現象などを体験している者には、夢の内容がリアルだったり、摩訶不思議な夢などに魘されたりもします。
人が眠ることは身体の疲れだけではなく、精神状態を安定させる働きもします。但し、ストレス障害や不安症から不眠症などになると質のよい睡眠が取れずに、睡眠薬などの服用では、不安夢、過去夢、ストレス夢などを頻繁にみることもあります。こうして、人の脳と心理状態、身体的に疲れた状態時には「金縛り現象」なども体験します。金縛りをよく皆さんは霊的な存在の仕業だとか?誰かが抑えているとかなど、身体を動かそうとしても、動かせないことから脳がパニックとなり、脳の指令の誤作動によって金縛りが起きるのです。これらも「夢の副作用」と呼べるものです。

私が10年前に見た事故現場に立ち会うようなリアルな夢は「魂の共鳴と正夢」の混合した夢です。
魂の共鳴は「他人からのメッセージが夢に紛れ込む現象で、例えば、身内が助けを求めて叫んでいる夢を→身内が実際に助けを求めている」など、これらを「虫の知らせ」などと言われているのがそうです。
また、正夢は「夢の中で起きたことが、そのまま現実の世界で起きること、予知夢と似ているが、予知夢は目覚めた後にハットする、ドキドキ感があるのに対して、正夢は現実の世界で実際に起きた後に「これ夢で見た!」と気づくケースを指す。
また、私は2014年の初夢が「予知夢」でした。狭い場所、水の中から大勢の人たちが手を差し出して、助けを求めている夢に魘されて、目覚めた時に、冷や汗と涙で濡れていました。その年の3月頃からインドネシア航空機が海上に墜落し、翌月には韓国で大型フェリーが沈没する事故が発生しています。
この年の1月に私がフェイスブックで予知夢のことをシェアし、警告していました。私が見た予知夢は「警告夢」でもあったのです。
最近は、正夢、予知夢、警告夢を見ていないので一安心しているところです。
今でも、魂の共鳴は時々あります。こうして、夢を見ることは人の脳と精神状態を安定し、抑制するためにも重要な事柄であることを少しでご理解頂けたら幸いです。
五感プロデュース研究所、荒木行彦

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人は誰でも悩む!

2017-04-27 00:00:30 | 人の脳
悩みを辞書引きすれば「 思いわずらうこと、心の苦しみ「―の種が絶えない」。やまい、病気などとあります。
人がもし悩まず、悩みの意味も分からないとすれば、人の脳は現在のように巨大化することも、人類は発展することも無かったのです。
人が苦しい、辛い思いをするからそれから抜け出すために創意工夫したり、楽になるように創造するのです。
もし、悩まずに思い煩うことが無ければ、人の脳は活性化することも、創意工夫したり、創造したりすることが無くなるということ。
辛く、苦しいことは脳には強い刺激であり、嫌なことでもあるから、この強い刺激から抜け出したいと思考するのです。
これらの繰り返しが「精神力の強さ」となるものです。

現代人は特に精神力が弱くなっているのは、悩み、辛さから直ぐに逃げたがる、嫌がるから悩みが長引き、精神的にも弱くなり「精神障害に疾患」する人が多くなっています。
人の悩みには個人差があり、人それぞれに悩みがありますが、多くの場合は、思っていた事と違ったり、願いが叶えられなかった時などはとてもショックなことです。
そのショックが時にストレスになるから、悩んでしまうものです。
但し、他人では大した悩みでないのに、本人には強いストレスに感じると思い悩んでしまいます。
此処で何故?人が悩むと精神や身体に悪影響を及ぼすかを脳科学で説明すると、人が苦しみなどを感じると脳内には「ノルアドレナリン」が分泌され、この物質は恐怖などを感じた時に分泌されるので怯えたりするものです。

また、ストレスを感じた時には、脳内には「コルチゾール」という物質が分泌されると自律神経などに悪影響を与えて、本来、脳と胃袋は繋がり、脳の指令を受けて消化機能などの働きをします。腸はセロトニンによって自発的に活動しています。脳の指令を受けずに働いているのですが、強いストレスなどを受けると脳が勝手に腸に指令を出すので、そこで腸が働きが鈍くなり、長期的な便秘や下痢などが続くのが「ストレス障害」の現れです。
また、胃袋ではストレスホルモンなどの分泌量が増えると胃酸過多になり、胃壁が爛れてくる症状が「胃潰瘍」となるのです。
これらは、悩みが長期化したり、強かったりして精神力が落ち込み、回復力が無いなどの時に起きる症状でもあります。
こうして、人は幾度悩み、苦しむ!それを乗り越えて精神力を鍛え、ストレスに強い脳を育てることにもなるのです。
人が悩まないと人の脳は成長せず、精神免疫力など様々な脳の働きが低下し、若くして衰え機能低下するということを私から提唱致します。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、

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女心を理解出来ないのは何故⁉︎

2017-02-24 00:00:30 | 人の脳
男が『女心』を永遠に理解出来ないのは脳のせい!
男性には、どうしても理解出来ない女性の言動が数多くある。俗に言う女心とは、女性特有なのである。なぜなら、男女では脳の作りや使い方が異なるからだ。したがって、女心を理解するには、まず男女の脳の違いから把握しなければならない。男女の違いと聞いて、最初に思いあたるのが「感情優先か実事優先」ということだ。
例えば、女性の職場でトラブルが起きたことを男性に話す場合を考えてみよう。多くの女性は「こんなことがあって、頭にくるのよ、もう会社を辞めたくなった」という調子なのに対して、聞かれた男性の方は「それなら会社辞めれば?」と他意はなく対応がちだ。
すると、女性は「そう簡単には辞められないわよ、分かってないのね」と言う具合に、徐々に会話の雲行きが怪しくなっていくのである。

男性にしてみれば、有益なアドバイスを送ったつもりでも、女性にとってはそんな忠告めいた言葉はもともと欲しがってはない。女性が男性に話す目的はただ一つ、一緒になって感情的に「それは頭に来て当然のことだね」と共感を得たいだけなのだ。
これは、間脳にある「前交進」と呼ばれる左右脳を繋ぐ連絡回路かわ関与していると言われている。
女性は、男性に比べて前交進が太いために、感情の情報の行き来が活発なっている。感情量が多いとその分、些細なことにも敏感に反応するという訳なのだ。女性が細やかな気遣いが得意なのも、このあたりから来るものなのかも知れない。
一方、男性は感情の情報量が物理的に少ないということになる。従って、自分や周りの人の感情にそれほど敏感ではない男性は、感情よりも事実を重視する傾向があるのだ。男女はもともと脳の構造に違いがある。お互いを理解出来ないのは当たり前と思えば、余計な諍いも減るのではないだろうか!
米山公啓著、脳の地図帳より引用紹介。

私はこれら男脳、女脳の働きや仕組みを熟知しているほど理解しているし、私自身も普通の人とは稀な男脳50%、女脳50%のバランスで持っています。だから、女性と会話も出来るし、悩み、苦しみも痛みさえも理解出来ると言うよりも「共感」出来るのです。
だから、私のところには女性からの様々な相談や交流が盛んです。以前には女性雑誌などから多くの取材を受けたりしていました。
また、女子会などに講師と招かれたこともあります。地元でもママさんバレーボールのチームのコーチをして、15人の女性に男性が私1人でも違和感を感じません。緊張もせずに実に居心地がよいものです。公私にわたり多くの女性たちと接している私ですから、誰よりも女心が分かる人になりました。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、

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貧血と物忘れの因果関係!?

2017-02-18 16:53:38 | 人の脳
ヒトの脳は「生命活動」、「知的活動」、「情緒的な活動」など、日常生活におけるあらゆる活動を司どっていますが、中でも物事を記憶、判断して、考えたり理解する“認知機能”は社会生活を営む上で最低限必要な機能だといえます。この、物事を考えたり判断したりする時に、脳の中では神経細胞が神経伝達物質を使って様々な情報を伝えるという重要な役割を果たしています。ところが、加齢とともにこの神経細胞が減少し認知機能が低下することで「もの忘れ」などの症状が出ることが多くなるのです。
物忘れは貧血が原因となっていることもあります。しかし、一般的には関係性が知られていない二つの症状となっていますので、詳しく検査をすることもなく原因究明が行われることもあります。
ですから、物忘れが酷いというときには、貧血症状を患っていないのかということを調べる必要もあるということを覚えておきましょう。

しかし、なぜ貧血になっていると物忘れが酷くなっているのでしょうか?
実は貧血というものは、血液量が少なくなるというよりは、ビタミンBや鉄分不足することによっておきているものであるということが分かっています。
このビタミンBという成分は、脳を働かせるための栄養であるということが分かっているのです。貧血によって脳に供給される栄養成分が少なくなっていくことによって、脳の働きが低下していきますから、結果として物忘れが酷くなるということが進で行くのです。
更にこれは物忘れだけの問題ではなく、精神障害も引き起こす可能性があるほど厳しい症状なのです。
ですから、貧血を安易に考えるのではなく、脳に悪い症状が出るのではないかということを覚えておくようにしましょう!!
では物忘れを引き起こす貧血への対処はどのようにすればよいのでしょうか?
ビタミンBが足りないということが分かっていますので、その栄養成分を摂ることや、注射などによって定期的にビタミン補給をすることが必要でしょう。そうすることで、脳の状態を良くし、物忘れになる状態を生み出さないようにしておきましょう。
一般的な健康診断での血液検査では、ヘモグロビンなどの数値で血液検査され、数値的には「貧血」でなくても「隠れ貧血」という肝臓内のCS19ペプチドが不足すると貧血の症状が現れます。この検査は血液検査で行いますが、精密検査となるので一般の病院では見逃してしまい、また、物忘れが酷いからと「脳神経外科」で検査しても異常な無しと判断されることがあります。

「CS19ペプチド」は、脳内の神経伝達物質の1つであるアセチルコリンや、脳の栄養分のような働きをする脳由来神経栄養因子(BDNF)の量を増やすことで、認知機能を改善していると考えられています。このアセチルコリンやBDNFは加齢によって生成量が減少することが知られています。
これらは医師の中でも脳と脳神経の働きに詳しい医師でないと分からないこと!人の脳神経細胞(ニューロン)は思考や記憶するなどの時には「4Wの微電流」によって伝達しています。この時に必要なのが「カルシウムやビタミンB」など必要とするのです。また、人の脳はエネルギー消費の激しい臓器です。個人差はありますが、成人では一日平均500キロカロリー程度を消費します。
他にも脳のエネルギーの補給には「ブドウ糖」が必要です。人の脳は身体の40%酸素と20%ものエネルギーを必要とする臓器です。貧血だと脳血流なども悪くなることから「脳神経細胞(ニューロン)」の働き、伝達が悪くなり、よって物忘れが酷くなっていきます。
これら隠れ貧血での物忘れは、女性の方に多く、日本では1千万人以上の方に予備軍も含めて、症状が現れています。
最近、人の名前が思い出さない、朝、頼まれたことをお昼には忘れている。買い物メモがないと買い物が出来ないなど50歳代の方々にこれら物忘れの症状がある方は、貧血や脳梗塞など脳血流の淀みや充分な酸素が脳に行き渡っていない可能性もあります。
脳の健康は、身体能力や記憶力だけに留まらず、感覚の衰えを緩やかにし、若さを保つ秘訣でもあるということを私から提言いたします。

五感プロデュース研究所、荒木行彦

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利他的、利己的の違い⁉︎

2017-02-03 00:00:30 | 人の脳
利他的は(他に尽くす人)であり、利己的は(自分のことしか考えないら人)です。
他人に尽くす人、自分のことしか考えない人の違いは脳にあった?(スイス研究)。
他人を思い遣り、自分を犠牲にすることができる人(利他的)、他人のことは考えず、自分のことばかりを優先する人(利己的)。人や自分に対する振る舞いは、性格の違いや境遇によるものかと思っていたのだが、実は脳に違いがあるという。
スイス、チューリッヒ大学が行った新たなる研究によると、他人を優先するタイプの人の脳は、側頭葉と頭頂葉が接する領域、側頭頭頂接続部に、"灰白質"がより多くあることがわかった。

チューリッヒ大学のアーネスト・フェール博士の指導のもと、30人の健康な大人の被験者が集められ、見ず知らずの人とお金を分け合うことについて被験者に質問した。その結果、一部の人はお金を分けるのに賛成したのに対し、一方で少額のお金ですら他人に渡したがらない人がいた。同じ人間でどうしてこう違いがでるのか?答えは、MRIで脳を解析した結果明らかとなった。

もちろん、私は自負だけではない、利他的な人だと思います。現に「私よりも大切な方が二人おられます」。だから、お二人の願い、望みを出来る限り叶えて上げたい、そのことに私の喜び、幸せがあります。
ですから、私の脳は、側頭葉と頭頂葉が接する領域、側頭頭頂接続部に、"灰白質"がより多くあると思います。これらは、愛する人への思い遣り、優しさの現れでもあります。
逆に利己的な人は「自分さえよければ、それでよい」、自己満足出来たらよいと時には、人を犠牲してまでも自分を優先するタイプです。
また、自己中心的になるので、他人はあまり関係なく、自分の欲望を満たすことに集中します。
利他的な人は、自分より大切な人のために分かち合い、自己犠牲しても守ろうとします。
これら脳の違いもありますが「心の問題」意思だと思います。
愛する人のために思い遣り、優しさで護って上げる、何方が幸せになれらるかは言うまでもないと思います。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、

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グリア細胞を活性化させる!

2017-01-27 00:00:30 | 人の脳
グリア細胞、人の細胞は、脳を形成している細胞は「神経細胞」「グリア細胞」の二つグリア細胞は、神経細胞の10倍にも及ぶ。グリアは「膠」(にわか)といわれ、接着剤という意味で、それぞれの神経細胞に寄り添うように存在している。グリア細胞には(アストログリア、オリゴデントログリア、ミクログリア)の3種類があり、神経細胞に栄養分を送ったり、損傷した神経細胞を修復したりする働きがある。つまり、脳細胞のメンテナンスの役割を担っているのです。3種類のグリア細胞の働きを説明すると。アストログリア?血管壁から栄養分を吸収し、神経細胞に与え、不要物質や有害物質を血液脳関門で防ぐ。オリゴデントログリア?髄鞘を形成し、絶縁体として、細胞間の情報伝達をスムーズにする。ミクログリア?死んだ神経細胞や細菌などの異物を取り込み、脳内の免疫防御の役割を果たす。このようにグリア細胞は脳の健康を保つ重要な役割を担っているのです。興味深いことに、このグリア細胞は、加齢と共に増えて行く特徴があるのです。逆に脳の神経細胞は20歳を過ぎた頃から毎日10万という数のニューロンが死滅して行きますが、脳を鍛錬すれば「可塑性」という別のルートで脳細胞が活性化させるのです。まさしく、これらの働きをしているのがグリア細胞なのです。例えば、ミクログリア細胞は、ニューロンの修復を助ける生地用因子を出汁、腫疫細胞や細菌を神経細胞(ニューロン)を食べ、脳内をきれいに掃除する役割も担っている。とても賢い細胞なのです。

人の脳は20歳を過ぎた頃から「脳神経細胞」は毎日10万という数の脳神経細胞が死滅して行きます。但し、人の脳神経細胞は100億個あると言われているので、一生の間では数%との減少ですが、実感として若き頃に比べて、無気力になったり、記憶力の低下を特に実感すると思います。
一方、加齢と共に脳神経細胞は死滅する一方で、加齢と共に増加する神経細胞もあります。それが「グリア細胞」なのです。脳に酸素や栄養を送ったり、死滅した脳細胞を掃除たたりと賢い神経細胞です。
この神経細胞の特徴は、脳神経細胞の100億個に対して、1000億個もの神経細胞があります。
この三種類の「グリア細胞の働き」を詳しく説明します。

※マイクログリア(小膠細胞)!
Hortega細胞とも呼ばれる。マイクログリアは中枢神経系食作用免疫のほか異常代謝物などの回収を担う細胞である。他のグリア細胞が外胚葉由来であるのに対して、マイクログリアは白血球同様造血幹細胞 マクロファージの特殊化として考えることもできる。
※アストロサイト(星状膠細胞)!
中枢神経系に存在するグリア細胞。組織学的に形質性星状膠細胞と線維性星状膠細胞に分類される。

※オリゴデンドロサイト希突起膠細胞・乏突起膠細胞・稀突起膠細胞)!
中枢神経系に存在するグリア細胞で、軸索に巻きついて髄鞘を形成および巻きついた神経細胞の維持と栄養補給の機能を持つ。ひとつのオリゴデンドロサイトは数本の突起を伸ばし、それぞれの突起が異なる神経細胞の髄鞘となることが知られている。存在部位により衛星希突起膠細胞および束間希突起膠細胞とに分類される。
こうしたむ、グリア細胞のお陰で私たちは加齢になっても脳の活動があまり衰えずに、鍛錬すればするほど「活性化」され、若さを保つことが出来るのです。
脳を鍛錬することは難しいことではありません。苦手な本でも、難しい本を読んだり、英会話を学ぶなどでも鍛錬出来ます。
日々の慢性的な生活から、少し刺激的なことをしたり、公園に散歩して歩くことでも脳に刺激が送られ、脳鍛錬になるのです。
天気の良い日に太陽光を浴びて、野外で深呼吸してみるなどは、脳に新鮮な空気が送られ、グリア細胞が活性するのです。
また、好奇心を持って、自分には出来ないと直ぐに諦めず、分からないと匙を上げずに、記憶も忘れたと直ぐに投げ出さず思い出す努力をしてみる、これらの活動や行動が脳を刺激し、活性させてくれるのです。
五感プロデュース研究所、荒木行彦

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潜在的脳力を生かす‼

2017-01-26 00:00:30 | 人の脳
潜在的能力、意義素類語、更に上昇する可能性のこと、伸び代、期待値、成長の余地、ポテンシャル、潜在能力、隠れた能力、秘められた能力、秘められた力、優れた力、隠れた力、隠れた能力、潜在的能力、潜在力、素質を意味します。
人の脳は普段から活発に活用されています。良く脳科学者が人の脳は20%程度しか使われていないと言われていますが、これらは、最近の脳研究で、脳血流、脳パルス(微電流)などの測定から、脳の活動が頻繁に働いていることが分かっております。
例えば、私たちが普段の生活や仕事などで、言葉を発したり、文章を書いたり、手足を動かしたりと脳は休む暇なく活動しています。
証拠に人の脳のエネルギー消費の激しい臓器です。
個人差はありますが、人の脳のエネルギー消費は一日、500カロリー程だと言われています。

また、脳がダメージを受けると、脳の血管が詰まったり、破裂したら脳卒中を引き起こし、言語障害や
半身不随などの後遺症が起こります。
これらからも、人の脳は、70?80%はフルに使われています。但し、100%の脳力は幾ら頑張っても、必死に頑張っても発揮出来ないのです。
それは、万が一脳力を常に100%発揮すると筋肉や骨が壊れてしまうから、幾ら頑張っても必死になっても、人の脳は8割程度しか脳力を発揮出来ないようにセーブしています。
これらは、無意識であり、100%発揮、引き出すためには、日々の鍛錬が必要となります。
これらが「潜在的脳力」なのです。
では、私たちがこの潜在的脳力を発揮する場面や状態は、危機的状態や生命が危ない時などに潜在的能力が発揮されて、100%発揮されます。
この場合を「火事場の馬鹿力」と呼びます。

火事場の馬鹿力が発揮される時は、普段、あまり使われない、脳内物質、ドーパミン、ノルアドレナリン、βエンドルフィンなど「脳内麻薬」と言われるホルモンが過剰に分泌されることで、火事場の馬鹿力が発揮されます。
ただ、必死になるだけでは、これらの脳内物質は分泌されません。
危機的状態を回避したり、生命に関わるような事態を回避する時に「生命維持」のために発揮されます。
この状態が火事場の馬鹿力となります。
では、私たちが普段からこの火事場の馬鹿力を発揮出来たら、凄い力と脳力、能力を発揮しますが、先ほど説明したように、筋肉や骨が壊れてしまい、精神状態も異常を来たしてしまうので、人の脳はセーブしています。つまり、脳内にストッパーのような仕組みが働くのです。

では、私たちがこの秘められ潜在的脳力の僅かでも引き出すことが出来たら素晴らしいと思います。現実にはスポーツの世界や芸術、私のように普通の人たちと次元が違う感覚などは、私の潜在的脳を引き出せるからです。
人は加齢と共に「概念」が強くなります。人の話しを聞かない、面倒くさがる、好奇心が希薄になるなど、また、自己否定をします。私には無理だ、出来ないとチャレンジしようとしないなど、また、体力がないから、頭が悪いからと決めつけて拒否します。
このような状態では、幾ら頑張っても潜在的脳力は引き出せません。潜在的脳力は体力や肉体ばかりでは、ありません。様々な思考や精神などにも影響します。

私のように、スーパーセンス、スピリチャル能力、シックセンス、レイキセラピー、テレパシー能力や霊的覚醒など、皆さんの想像を絶する、脳力、能力を持っているのは、私の潜在的脳力、秘められた20%の脳力を引き出しているからです。
これら、潜在的脳力は引き出すためには、活用するためには、はっきりとした目標や目的、邪心や下心で潜在的脳力を引き出したいなどでは、自己の脳力をコントロール出来なくなるので、時に危険な状態や霊的存在から憑依されたなど、実際にありました。
ですから、潜在的脳力を引き出すため、活用したい、鍛錬したいと思う人は私たちのような専門家、研究者など、出来れば体験豊富な先生などの指導を受けると、潜在的脳力が引き出せます。
但し、この潜在的脳力は、個人、個人多様で、個人差があります。身体能力を向上させる、記憶力を向上させたい、感覚を敏感にしたい、加齢に関係なく、若返りたいなど、不可能だと思われことを可能に出来るのが人の脳の力、潜在的脳力なのです。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、

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能力と脳力の違い‼︎

2017-01-20 00:00:30 | 人の脳
能力の意味は、物事を成し遂げることのできる力。「能力を備える」「能力を発揮する」「予知能力」、法律上、一定の事柄について要求される人の資格。権利能力・行為能力・責任能力など。
脳力の意味は、頭脳の力。記憶力や判断力など、脳のはたらく力。
「何事によらず彼は徹底的に考える―のない男である」などです。

特に私が提唱しているのが、人の脳力に注目し、この脳力開発や鍛錬などの研究もしております。
人の脳研究は、多くのことが知られるようになり、脳の働きなどが科学的に解明されていますが、実は分からない、未だに謎の部分が多いのが人の脳なんです。
神秘的で謎めいている人の脳は、普段では、80%近く使われています。脳科学者によっては、人の脳は20%ぐらいしか使われていない、活用されていないと言う研究者もおられますが、例えば、言葉を話したり、手足を動かしたり、五感からの刺激を脳で判断、処理したりと脳は忙しく働いています。現に脳血流測定などをすると言葉を発するだけで、左脳の部分の血流やバルス(微電流〕が活発化します。
証拠に、脳の血管や細胞にダメージを受けると言語障害や運動障害から、不随になったりすることを考えると人の脳は普段から活発的に働いています。

但し、人の脳には「潜在的脳力」があります。この潜在的脳力こそが、研究解明が難しい、まだ、一部しか分からない、人の脳の神秘的なところです。
ですから、人は幾ら必死に頑張っても80%ぐらいしか使われていません。これは、人の脳が常に100%使うと、身体的ダメージが大きく、骨や筋肉が壊れてしまうから、普段では脳が無意識的にセーブしているのです。
ところが、危機的な状態や命に関わるような出来事に遭遇したりすると、人の脳は危険を察知し、潜在的脳力が引き出されて「火事場の馬鹿力」のように、想像を絶する力を発揮します。
他にも、潜在的脳力を引き出せれば、僅か数%を引き出すことで、不可能と思われることを可能に出来るものです。
これら、潜在的脳力を発揮するためには、鍛錬も必要になります。ただ、面白半分に潜在的脳力を引き出しても何の役にも立ちません。

目的意識、例えば、スポーツ競技などで、勝ちたい、優勝したいと強い思いなど目標があれば、鍛錬によって、潜在的脳力を引き出すことは出来ますが、但し、私たちのような専門家の指導の元でないと中々、普通では引き出すことが難しいです。
ただ、大声を出したからと潜在的脳力は数%ぐらいしか発揮出来ません。
ここで大切になるのが「身体能力」や才能などの能力も必要となるのです。
日々、筋トレなどしているアスリートであれば、潜在的脳力を引き出して自己の身体能力の100%を発揮出来ますが、これらも個人差があり、力や能力の差も大きものです。
幾ら身体能力が高いからと、過信したり、私たちの指導を半信半疑で受けても、能力は向上しません。
つまり、メンタルな部分も大切なのです。

スポーツ競技だけではなく、一般人、サラリーマンや主婦でも能力を最大限に発揮するために、脳力を鍛錬し、潜在的脳力の存在を理解され、引き出す努力をすれば、自己では想像も出来ない力だけでなく、不思議な脳力に目覚めるかも知れません。
人には、人それぞれの能力、脳力があります。自分でさえ!自身の潜在的脳力、才能があるのに眠っているだけなのです。
趣味嗜好のように、好きなものには、興味がありますが、本来興味がないはずのことに才能や能力があることに気付く人も多いのです。
他人から「あなた絵の才能があるよ」と言われ、下手だと思った絵が他人から上手、才能があるよと指摘されて、その人の能力が開花することがあります。まさしく、その人の潜在的脳力なのです。
あなたには、あなたしかない潜在的脳力が眠っているはずです。
私のように潜在的脳力の鍛錬に日々、努力し、理解していれば、人を超越した「超感覚(スーパーセンス〕」を手に入れることも可能になります。
それだけ、人の脳は神秘的で謎めいている臓器なのです。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、

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精神的栄養失調⁉︎

2017-01-18 00:00:30 | 人の脳
人は肉体と精神(魂)とで出来ています。私たちは身体維持するために、食事したり、運動して健康維持に努めますが、精神的豊かさや精神的安定に関しては無頓着な人が多いと思います。
精神にも、身体と同じようにビタミンなどの栄養が必要なのです。
それは、精神的豊かさ、精神を育むために脳が喜ぶ(快感)する刺激が必要なのです。
つまり、自己の五感刺激が脳、精神の栄養となるのです。
それは、文化、芸術、音楽だったり、恋愛することも精神を豊かにするものです。
ところが精神的栄養失調が起きれば、些細なことにイライラしたり、理由の無い怒りがフツフツと湧き上がります。
自分が悪いのに、人の生にしたり、世間が悪いと言い訳をするようになります。

これらは「心が飢えている証拠」です。つまり「精神力の低下」、精神的栄養失調こそが「脳の栄養失調」なのです。
精神力に乏しく、心が飢えていると、幸せの価値観をモノやお金と言った目に見える形あるものに拘り、執着するようになります。
そして、楽して稼ぎたい!お金が欲しいから高齢者を騙してまでもお金を欲しがり、奪おうとします。これらこそが心の乏しさ、飢えなのです。
貧乏な人とは、モノやお金が無い人のことではなく「必要以上に欲しがり、拘り、執着」する人を本来は貧乏な人と呼ぶものです。
日本人は、モノもお金も不自由ないほどあるのに、貧乏だ、贅沢をしたいと望みます。それが幸せだと強く思っているからでもあります。

以前にテレビ局の世界番付と言う番組の中で、世界一、イライラしている国ランキングで日本がダントツの一位でした。まさしく納得でした。心が飢えている、乏しい人たちが多いからです。便利なモノに溢れ、何不自由なく生活している日本人には、幸せの価値を精神的豊かさに求めない!理解出来ない人が実に多いことが分かります。
ですから、世界で幸せ度の高い国ランキングでは、日本は下から数えた方が早いほど、意識が低いものです。
見た目、形のあるものに幸せを求める傾向こそが「精神的栄養失調」の表れであると言うことを私から提唱も含め、警鐘を鳴らして参ります。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、

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脳内麻薬(脳内物質)!

2017-01-17 00:00:30 | 人の脳
人の脳内では様々な脳内物質が分泌されています。
人の気分や活動と密接な関係にあるのは、ニューロン(神経細胞)が造り出す神経伝達物質、脳内ホルモンと呼ばれる化学物質「脳内麻薬」です。
神経伝達物質は状況に応じて量のバランスを取りながら分泌され、脳の機能を健全に保ちます。時には意欲などの感情となり、時には腹を立て怒ったり、反対に平常心で過ごしたりという神経伝達物質の分泌量の違いによるものです。
それでは、人の脳内麻薬(脳内物質)を何種類かご紹介します。

*神経細胞を興奮させる神経伝達物質の種類!
・ドーパミン→行動を起こす時の動機付けや快楽、喜びの快感を引き起こす。
・ノルアドレナリン→不安や恐怖を引き起こしたり記憶、集中、覚醒に作用する。
・グルタミン酸→記憶の貯蔵を促す、ナトリウム塩との化合物の旨み調味料の成分。
・アセチルコリン→神経を興奮させる作用があり、記憶、学習、レム睡眠に関係している。
*神経細胞を抑制させる神経伝達物質!
・セロトニン→ドーパミンやノルアドレナリンの働きをコントロールし、精神を安定させる。
・ギャバ(GABA)→神経の働きを鎮静させ、不安や緊張、痙攣を鎮める。
・βエンドルフィン→脳内麻薬と呼ばれ、多幸感や快楽、強い鎮静作用(大麻の6倍)など。
・オキシトシン→脳の疲れを癒し、気分を安定させ、人に対する信頼感、愛情などが増す。

何故?脳内麻薬と呼ばれるかは、様々な種類の脳内ホルモン(化学物質)は、人に快楽や不快などの感情を生み出し、特に快楽などは、人の脳にはご褒美のような感覚になります。ハイな気分になり、気分の高揚などになり、とても気持ちのよいものです。
ですから、この気持ち良さをもう一度味わいたいと望むようになります。
お酒を飲んで、気分よくなれたら、最もお酒を飲み続けたいと「依存」するようになると「病みつきになる」中毒傾向になるのが「脳内麻薬」と呼ばれ由縁です。
麻薬と言うと身体や脳によくないと思われますが、ドラッグの大麻などと違い、脳内麻薬は一瞬しか体内に残りません。つまり、副作用が無いのが脳内麻薬なのです。

人の脳の特徴に、楽しいこと、嬉しいことなど快楽、快感が好きで、逆に楽しくない、嬉しくない、不安や恐怖が不快に感じて嫌がります。
ですから、人は「快感を求め」ドーパミンを大量に分泌させることで、ワクワク、ドキドキして期待感や高揚感、達成感を満たしたいと願うのです。
但し、ドーパミンの過剰は「依存症」の危険性を生み出すこともあります。
また、逆にドーパミンの不足は「意欲や好奇心」が減退します。
こうして、脳内麻薬、脳内物質のバランスを保つことが精神的安定や精神力になるのです。
最近の人たちが、楽しいことや快楽だけを求め、少しでも辛いことや楽しくないことを嫌がり、これらを避けて逃げようとします。
だから、脳内物質の物質バランスが乱れて、精神力が弱くなり、少しの不安やストレスに耐性が希薄だから、精神力が弱く、メンタルに不安があるのです。
つまり、精神力を鍛えたり、脳を活性化させるには、安易な脳トレなどをするよりも、こうした脳内麻薬を活用すること、鍛錬することが重要なのです。
但し、面白半分や興味半分で勉強やこれらに関する出版本を参考にしても、脳力は高まりません。
目的意識や目標、例えばスポーツで身体能力を高めたい、学習で記憶力を高めたい!仕事で発想力や創造性を向上させたいなどの具体的な目的や意識が無ければ、これら脳内伝達物質の活用には繋がりません。
私のような専門家からの指導などを受けたら、自己が想像を超越する「潜在的脳力」が引き出されて驚くと思います。
普段、私たちの脳は幾ら必死に頑張ったからと100%の脳力は発揮出来ません。せいぜい、70%〜80%程度です。残りの20%〜30%が使われていない潜在的脳力なのです。
この隠された脳力を僅かでも引き出させば、自己が不可能と思えることをいとも簡単に可能に出来るのです。
多くの方々が未だ未体験だから信じ難いだけです。
人の脳は神秘的で謎めいた臓器なのです。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、

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脳内麻薬(脳内物質)!

2017-01-11 00:00:30 | 人の脳
人の脳内では様々な脳内物質が分泌されています。
人の気分や活動と密接な関係にあるのは、ニューロン(神経細胞)が造り出す神経伝達物質、脳内ホルモンと呼ばれる化学物質「脳内麻薬」です。
神経伝達物質は状況に応じて量のバランスを取りながら分泌され、脳の機能を健全に保ちます。時には意欲などの感情となり、時には腹を立て怒ったり、反対に平常心で過ごしたりという神経伝達物質の分泌量の違いによるものです。
それでは、人の脳内麻薬(脳内物質)を何種類かご紹介します。

*神経細胞を興奮させる神経伝達物質の種類!
・ドーパミン→行動を起こす時の動機付けや快楽、喜びの快感を引き起こす。
・ノルアドレナリン→不安や恐怖を引き起こしたり記憶、集中、覚醒に作用する。
・グルタミン酸→記憶の貯蔵を促す、ナトリウム塩との化合物の旨み調味料の成分。
・アセチルコリン→神経を興奮させる作用があり、記憶、学習、レム睡眠に関係している。
*神経細胞を抑制させる神経伝達物質!
・セロトニン→ドーパミンやノルアドレナリンの働きをコントロールし、精神を安定させる。
・ギャバ(GABA)→神経の働きを鎮静させ、不安や緊張、痙攣を鎮める。
・βエンドルフィン→脳内麻薬と呼ばれ、多幸感や快楽、強い鎮静作用(大麻の6倍)など。
・オキシトシン→脳の疲れを癒し、気分を安定させ、人に対する信頼感、愛情などが増す。

何故?脳内麻薬と呼ばれるかは、様々な種類の脳内ホルモン(化学物質)は、人に快楽や不快などの感情を生み出し、特に快楽などは、人の脳にはご褒美のような感覚になります。ハイな気分になり、気分の高揚などになり、とても気持ちのよいものです。
ですから、この気持ち良さをもう一度味わいたいと望むようになります。
お酒を飲んで、気分よくなれたら、最もお酒を飲み続けたいと「依存」するようになると「病みつきになる」中毒傾向になるのが「脳内麻薬」と呼ばれ由縁です。
麻薬と言うと身体や脳によくないと思われますが、ドラッグの大麻などと違い、脳内麻薬は一瞬しか体内に残りません。つまり、副作用が無いのが脳内麻薬なのです。

人の脳の特徴に、楽しいこと、嬉しいことなど快楽、快感が好きで、逆に楽しくない、嬉しくない、不安や恐怖が不快に感じて嫌がります。
ですから、人は「快感を求め」ドーパミンを大量に分泌させることで、ワクワク、ドキドキして期待感や高揚感、達成感を満たしたいと願うのです。
但し、ドーパミンの過剰は「依存症」の危険性を生み出すこともあります。
また、逆にドーパミンの不足は「意欲や好奇心」が減退します。
こうして、脳内麻薬、脳内物質のバランスを保つことが精神的安定や精神力になるのです。
最近の人たちが、楽しいことや快楽だけを求め、少しでも辛いことや楽しくないことを嫌がり、これらを避けて逃げようとします。
だから、脳内物質の物質バランスが乱れて、精神力が弱くなり、少しの不安やストレスに耐性が希薄だから、精神力が弱く、メンタルに不安があるのです。
つまり、精神力を鍛えたり、脳を活性化させるには、安易な脳トレなどをするよりも、こうした脳内麻薬を活用すること、鍛錬することが重要なのです。
但し、面白半分や興味半分で勉強やこれらに関する出版本を参考にしても、脳力は高まりません。
目的意識や目標、例えばスポーツで身体能力を高めたい、学習で記憶力を高めたい!仕事で発想力や創造性を向上させたいなどの具体的な目的や意識が無ければ、これら脳内伝達物質の活用には繋がりません。
私のような専門家からの指導などを受けたら、自己が想像を超越する「潜在的脳力」が引き出されて驚くと思います。
普段、私たちの脳は幾ら必死に頑張ったからと100%の脳力は発揮出来ません。せいぜい、70%〜80%程度です。残りの20%〜30%が使われていない潜在的脳力なのです。
この隠された脳力を僅かでも引き出させば、自己が不可能と思えることをいとも簡単に可能に出来るのです。
多くの方々が未だ未体験だから信じ難いだけです。
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五感プロデュース研究所、荒木行彦、

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人の本能を支配する脳!

2017-01-06 00:00:03 | 人の脳
大脳辺緑系と大脳基底核が人間の本能を支配する!
大脳は、人間らしい複雑で高度な思考活動をしているだけではありません。
「本能の赴くままに」「生理的に無理」という部分を受け持つ場所が存在します。
脳は、発生系統的に新皮質、旧皮質、古皮質の3層に分けられます。
一番外側で人間らしい形づくっているが進化した新哺乳類的な新皮質にある大脳皮質、その内側には動物的な本能、情動に関わる旧哺乳類的な旧皮質や、爬虫類的な古皮質にあたる大脳辺緑系、大脳基底核があります。

大脳辺緑系は、食欲や性欲などの人間の本能や、好き嫌い、怒り、恐怖などの情動を司っています。部位を細かく見ていくと、記憶を蓄積する「海馬」、好き嫌いや攻撃性に関わる「扁桃体」、意欲を司る「側坐核」と「透明中隔」、快感、不快を意欲に繋げる「帯状核」、各部位を繋ぐ「脳弓」などで構成されています。
大脳基底核は、大脳の最も奥まった位置にあります。働きはまだ、よく分かっていないのですが、運動に関わる役割があることを明かになっています。
尾状核、被殻、淡蒼球を合わせて「レンズ核」とも呼ばわれています。
大脳皮質から運動の指令が出されると、その一部が大脳基底核に伝わり、姿勢をコントロールして運動を滑らかにするための信号を視床を経由して大脳皮質に伝えます。
運動の指令の一部には「大脳皮質→大脳基底核→視床→大脳皮質」とループしている。情報伝達のルートが出来ています。
このために、大脳基底核が何らかのダメージを受けると、自分の意思に反して手足が勝手に動く不随意運動が起きることが分かっています。

こうして人の脳は複雑な情報伝達や五感刺激などを瞬時に判断したり、処理したりしています。
他にも複雑な人の感情をコントロールしたりもしています。
人を愛したり、愛する人を思い遣り、労わる心なども脳が司っています。
処が、現在の若い人たちの一部の人ですが、これら脳のコントロールや本能を支配する大脳辺緑系と大脳基底核が上手く働かない、感情の抑制やコントロールが出来ない人たちが急増しています。
ですから、些細なことにイライラしたり、興奮した感情を抑制出来ずに、常に興奮した状態が続き、暴力的になったり、短絡的に犯罪を犯したりするようになります。
また、人を心から愛することが出来ずに、自己の欲望や快楽を求めることを目的に人を愛するなど、私たちの感覚とズレている人たちが多いのです。
これらこそ、人の脳の働き、本能の働きの低下であると言うことを私から提唱致します。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、

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人の脳は右脳、左脳に分かれている‼️

2016-12-28 00:00:30 | 人の脳
「右脳をよく使う人は芸術家タイプ、左脳をよく使う人は理論家タイプ」は本当?右脳、左脳の使い方と性格を証明する研究は、現在進行系で進められております。

*脳梁が左右に分かれた大脳の連携プレーを可能にしている!
脳を真上から見ると、ほぼ同じ形、大きさが左右の大脳半球に分かれています。
中央「大脳縦裂」という深い溝がありますが、完全に離れている訳ではありません。溝の奥は「脳梁」という神経線維の束でしっかりと結ばれています。
左右それぞれの半身を連携して動かすことが出来るのは、脳梁が二つの大脳半球を繋いでいるからです。
面白いのは、左右の大脳や感覚を司っていること。左脳が右半身に、右脳が左半身に命令を下します。
これらを「アシンメトリー」と呼びます。
これは、大脳と身体を繋ぐ神経が、脳幹の延髄で交差しているからです。
これを「交叉支配」と言います。そのため、例えば脳梗塞などで左脳がダメージを受けると右半身に障害が現れ、右脳の場合は左半身に障害が出ます。

*左脳は言語、右脳は感覚それぞれ得意分野がある!
一般に、左脳な「言語の脳」と言われ、言語機能と深く関わっています。
言葉を話す能力や、理論的な思考、計算や時間の理解は、主に左脳が担当しています。
これに対して、右脳は「感覚の脳」と言われ、視覚情報によって空間や方向を認識し、相手の表情から感情を読み取る能力に長けています。
創造力や閃き、芸術的な感覚も右脳の得意分野です。
では、人の脳の使い方に関して、右脳型、左脳型という特徴もあります。
例えば、同じ風景を見ながらでも「空が綺麗」と感じる人も居れば、寒いから嫌だという人もおられるように、人それぞれの思考性があります。
脳に同じ視覚情報が入っても、脳内での反応は人によって様々なのです。
つまり、外的情報からの入力情報に左脳、右脳のどちらが「優位」に働くのは性格とも言える!
その人らしい反応を起こすことは、普段の生活においても実感出来ることです。

現在、子供たちや若者の多くが溢れている、様々な情報を視覚優位で認識し、知識として高めてはいますが?左脳優位のために、極端に右脳の活動や脳力が弱くなり、同様に感覚が鈍感になって来ています。
理屈や理論に長け、感受性や感性などに乏しく、右脳の働きが鈍くなっています。
まさしく、知識の脳力は高いが、知恵の脳力が低いのは、左脳優位の教育や環境などが大きな要因だと思います。
ですから、私が提唱している「右脳教育の必要性」を強く感じています。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、

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薬物依存と脳への影響!!

2016-12-15 00:00:30 | 人の脳
最近、芸能人や一般の人たちも集団で麻薬所持、大麻栽培の容疑で20人以上が逮捕されるニュースに驚きました。
現在は、麻薬や違法ドラックなどネットなどで簡単に買うことが出来ます。
昨年には小学六年生が錠剤タイプ(MDMA)を所持して逮捕されニュースに世間が仰天しました。
低年齢化している麻薬、違法ドラックの使用が怪訝されています。
以前から私はこれら「麻薬と脳」の関連性から常習性(麻薬依存)についての危険性や脳へのダメージを提唱や警鐘も鳴らしてきました。
麻薬の過剰摂取は、一時的にハイになり、脳の快感物質「ドーパミン物質」の過剰分泌により「脳内麻痺」つまり、脳をコントロール出来なることが危険なのです。
麻薬を吸引や錠剤を飲み込むことで、気分が良くなり、疲れや眠れも吹き飛ぶほど「快適」になります。テンションも高くなり、嫌なこともストレスなども一切感じなくなります。
これらは脳内麻薬と言われる「快感物質(ドーパミンや興奮物質のアドレナリン)が過剰に分泌される」ことで幻覚や妄想などを見たり、聞いたりします。
一時的に快感になるために、脳は常に興奮状態にあります。
幻覚や妄想などが強く現れ、通常では考えられない言動や行動を起こしたりします。

人の脳の特徴に「楽なこと、楽しいこと、快感が好きで、楽しくないこと、辛いこと、苦しいこと、不快が嫌い」です。ですから、脳は快感が大好きです。
気分良くなりたい、楽しくなりたいと思考するから「簡単になれる麻薬に手を出すのです」。一度でも体験した人には「堪らないご褒美」のように快楽、恍惚感を味わいと願うのです。これらを繰り返すことが「常習性(薬物依存)」になるのです。薬物依存という医学的用語ですが、一般的には「薬物中毒」です。
常習性、つまり、癖になり「快感をもっと味わいたい、体験したいと望む」のが依存症です。
ハイな気分になることは「気持ちよく、嫌なことも疲れも忘れられ」ます。この世に居ないような気分にもなれます。現実を逃避出来るから、寂しさも苦しみも、痛みさえも忘れられます。
本来医学で使用されているモルフェネなども麻薬の一種です。人の脳内にもこれらの麻薬とは違いますが「脳内麻薬が存在します」。
それは、ドーパミンやアドレナリン、ベーターエンドレフェンなどの一時的に分泌されるものです。
先ほど紹介したように麻薬を吸引や錠剤を飲み込むとハイな気分(快感)が強くのが麻薬の症状です。
ドーパミンは快感物質で、ハイな気分はこのドーパミンが齎すものです。脳の興奮は「アドレナリン物質」が齎すものです。
痛みなどの抑制は「ベータエンドルフェン」が齎します。このベータエンドルフェンの鎮痛作用は麻薬の6倍近い鎮痛作用があります。但し、これらは一時的なもので、体内や脳内には蓄積されません。直ぐに消えます。
しかし、大麻などの麻薬では過剰に分泌されるので、興奮状態が長引くと、顔を赤くして興奮するのは、頭、脳の血流が活発化している証拠で、同時に血圧を上昇させますから心拍数も上昇させます。その後、口から泡を吹き出し気絶してしまう人もおられます。これらの状態を放置すると危険な状態になります。

また、麻薬が齎す脳へのダメージは図れ知れないものです。特に「脳神経細胞の死滅を急加速される」ことが分かっています。
人の脳神経細胞は20歳を過ぎた頃から毎日10万という数のニューロンが死滅していきますが、麻薬を摂取すると脳神経細胞に強いダメージを与え、神経伝達が異常を懐ので、意味不明の言語や異常な行動を起こすことになるのです。
つまり、麻薬により「脳が麻痺状態になることが最も危険」だと言えるのです。
まともな行動や冷静な判断はもちろん出来なくなります。理性の働きは極端に低下しますから、興奮した状態では、失望的な感情になれば「自殺行為」、恨みや憎しみの感情になれば、これらの感情を抑制できなくなり「犯罪を犯し」ます。ナイフや包丁を手に持てば「殺害事件」を起こす可能性も高くなります。
もちろん、麻薬を使用した状態での車の運転も、車が凶器化してしまうことになります。
これら麻薬の所持や使用する人の多くは「精神的弱さ」や不安、ストレスなどから逃げたい(回避)したいとの強い思いがある人が比較的に手を出す人たちがおいのです。他にも快楽を楽しむために使用する人も多いものです。
大麻などは医学でも重要な漢方のような役目を果たす一方で、違法な使用によって「心身を狂わせて」しまう人たちが後を立ちません。
特に50歳を過ぎた大麻使用で逮捕された人たちの再犯率は80%以上と非常に高いものです。これらは依存してしまうと中々抜け出せない、これらは加齢共に男性は特に強いのですが「概念が強い」からでもあります。
一旦、快感を味わうともう一度と拘り、執着してしまうことになるから「止められない」のです。
私から「麻薬は心身だけではなく、脳を狂わす」ことになるからアルツハイマー病や薬物中毒、精神異常になりやすいのとリスクが非常に高くなるということを私から提唱及び、警鐘を鳴らさせて頂きます。
五感プロデュース研究所、荒木行彦

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人は脳で愛を感じる!

2016-12-09 00:00:30 | 人の脳
人類学者のHelen Fisher(ヘレン・フィッシャー)氏によると「恋愛=性欲」は間違いであると語ります。その理由とは。恋愛は人間にとって根源的な欲求であり、パワフルな感覚の一つです。なぜ人は恋に落ち、恋に苦しむのでしょうか。脳科学者が長年の研究により解き明かした「恋する脳」ついての考察を語ります。「恋する脳」の研究!ヘレン・フィッシャー氏 私は同僚のアートアロン、ルーシーブラウンと共に熱愛中の37人をMRIスキャナーで検査するという実験を行いました。そのうち、17人は熱愛中、15人は恋が終わった人です。また、3度目の実験を始めたばかりですが、結婚生活を10年から25年経て今も熱愛中である人の研究も行っている。
恋は実らないもの?世界中で、人々は恋をし、恋に歌い、恋に踊ります。愛の詩や物語を書き、恋の神話や伝説を語ります。恋に焦がれ 恋の為に生き、人を殺し、死ぬことさえも厭いません。
ウォルト・ホイットマンの言葉 「君のためなら全てを賭けてもいい」に代表されるように、人類学者は、全世界170ヶ国にてロマンティックな恋が存在したことを発見しました。つまり、恋が存在しない社会はないと言えるのです。ただし、恋は常に幸せを齎すものではありません。ある大学生が、研究で恋に関する質問を数多くしました。その中で印象に残った2つが「愛する人に振られた事がありますか?」、もう1つが「自分を愛する人を振った事がありますか?」という質問であり、その質問に対し、約95%の男女が両方に「はい」と答えています。つまり、恋はほぼ実らないものだということです。
こうした人が人を愛することは、普通であれば「運命的出逢い」をして結ばれることは多いものです。これらは「心と心の繋がり愛」です。人の心は脳に在りと言われるように、心は他の影響を受けて揺れ動きます。女心がそうであるように動きます。ですから、運命も変わることがあります。他方、人の魂と魂の繋がり愛もこの世には存在します。人の魂は他の影響を受けずに揺れ動くことはありません。不動です。これら魂(ソウル)の出逢いは、前世からの繋がりなど「宿命的出逢い」なので、滅多に出逢えたり、繋がることは稀です。また、理解や知識も必要ですから、魂同士で出逢ったのに理解出来ずに見逃してしまう人もおられます。希少な体験なのに、逃してしまうことも多々あります。

こうして、人は人を愛することも、恋愛することも五感を総動員して感じ、脳でお互いの愛の深さを感じ合った時に恋が実るのです。特に女性は好みの男性は見た目などよりも「相性」を優先します。つまり、子孫繁栄の本能が働くのです。相性は、相手の男性の体臭が汗臭く感じると相性が悪く、心地よいと感じると相性が良いのです。これらは、女性の嗅覚刺激から体臭を嗅ぎ分けるます。HLA遺伝子(ヒト主要組織適合抗原)で、この遺伝子配列が離れている方が生まれた子供の免疫が高くなるのです。赤い糸遺伝子とも呼ばれ、この遺伝子配列が近いと体臭を汗臭く感じて、相性が悪い、よく女性が(生理的に無理)と言うのはこのことなるのです。他にも、人が愛を感じた時には愛情ホルモンの「オキシトシン」などの物質が分泌されます。また、胸の奥から愛情が湧き上がるような感覚になるのは、愛を感じる脳部、『尾状核』と言う脳の奥底にある、人の小指の爪ぐらいの大きさの脳部が活発に働いているから、胸の奥底から愛を感じるものです。こうして『人は愛を脳で感じる』のです。五感プロデュース研究所、荒木行彦


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