センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

グリア細胞を活性化させる!

2017-01-27 00:00:30 | 人の脳
グリア細胞、人の細胞は、脳を形成している細胞は「神経細胞」「グリア細胞」の二つグリア細胞は、神経細胞の10倍にも及ぶ。グリアは「膠」(にわか)といわれ、接着剤という意味で、それぞれの神経細胞に寄り添うように存在している。グリア細胞には(アストログリア、オリゴデントログリア、ミクログリア)の3種類があり、神経細胞に栄養分を送ったり、損傷した神経細胞を修復したりする働きがある。つまり、脳細胞のメンテナンスの役割を担っているのです。3種類のグリア細胞の働きを説明すると。アストログリア?血管壁から栄養分を吸収し、神経細胞に与え、不要物質や有害物質を血液脳関門で防ぐ。オリゴデントログリア?髄鞘を形成し、絶縁体として、細胞間の情報伝達をスムーズにする。ミクログリア?死んだ神経細胞や細菌などの異物を取り込み、脳内の免疫防御の役割を果たす。このようにグリア細胞は脳の健康を保つ重要な役割を担っているのです。興味深いことに、このグリア細胞は、加齢と共に増えて行く特徴があるのです。逆に脳の神経細胞は20歳を過ぎた頃から毎日10万という数のニューロンが死滅して行きますが、脳を鍛錬すれば「可塑性」という別のルートで脳細胞が活性化させるのです。まさしく、これらの働きをしているのがグリア細胞なのです。例えば、ミクログリア細胞は、ニューロンの修復を助ける生地用因子を出汁、腫疫細胞や細菌を神経細胞(ニューロン)を食べ、脳内をきれいに掃除する役割も担っている。とても賢い細胞なのです。

人の脳は20歳を過ぎた頃から「脳神経細胞」は毎日10万という数の脳神経細胞が死滅して行きます。但し、人の脳神経細胞は100億個あると言われているので、一生の間では数%との減少ですが、実感として若き頃に比べて、無気力になったり、記憶力の低下を特に実感すると思います。
一方、加齢と共に脳神経細胞は死滅する一方で、加齢と共に増加する神経細胞もあります。それが「グリア細胞」なのです。脳に酸素や栄養を送ったり、死滅した脳細胞を掃除たたりと賢い神経細胞です。
この神経細胞の特徴は、脳神経細胞の100億個に対して、1000億個もの神経細胞があります。
この三種類の「グリア細胞の働き」を詳しく説明します。

※マイクログリア(小膠細胞)!
Hortega細胞とも呼ばれる。マイクログリアは中枢神経系食作用免疫のほか異常代謝物などの回収を担う細胞である。他のグリア細胞が外胚葉由来であるのに対して、マイクログリアは白血球同様造血幹細胞 マクロファージの特殊化として考えることもできる。
※アストロサイト(星状膠細胞)!
中枢神経系に存在するグリア細胞。組織学的に形質性星状膠細胞と線維性星状膠細胞に分類される。

※オリゴデンドロサイト希突起膠細胞・乏突起膠細胞・稀突起膠細胞)!
中枢神経系に存在するグリア細胞で、軸索に巻きついて髄鞘を形成および巻きついた神経細胞の維持と栄養補給の機能を持つ。ひとつのオリゴデンドロサイトは数本の突起を伸ばし、それぞれの突起が異なる神経細胞の髄鞘となることが知られている。存在部位により衛星希突起膠細胞および束間希突起膠細胞とに分類される。
こうしたむ、グリア細胞のお陰で私たちは加齢になっても脳の活動があまり衰えずに、鍛錬すればするほど「活性化」され、若さを保つことが出来るのです。
脳を鍛錬することは難しいことではありません。苦手な本でも、難しい本を読んだり、英会話を学ぶなどでも鍛錬出来ます。
日々の慢性的な生活から、少し刺激的なことをしたり、公園に散歩して歩くことでも脳に刺激が送られ、脳鍛錬になるのです。
天気の良い日に太陽光を浴びて、野外で深呼吸してみるなどは、脳に新鮮な空気が送られ、グリア細胞が活性するのです。
また、好奇心を持って、自分には出来ないと直ぐに諦めず、分からないと匙を上げずに、記憶も忘れたと直ぐに投げ出さず思い出す努力をしてみる、これらの活動や行動が脳を刺激し、活性させてくれるのです。
五感プロデュース研究所、荒木行彦
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