センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

人は誰でも悩む!

2017-04-27 00:00:30 | 人の脳
悩みを辞書引きすれば「 思いわずらうこと、心の苦しみ「―の種が絶えない」。やまい、病気などとあります。
人がもし悩まず、悩みの意味も分からないとすれば、人の脳は現在のように巨大化することも、人類は発展することも無かったのです。
人が苦しい、辛い思いをするからそれから抜け出すために創意工夫したり、楽になるように創造するのです。
もし、悩まずに思い煩うことが無ければ、人の脳は活性化することも、創意工夫したり、創造したりすることが無くなるということ。
辛く、苦しいことは脳には強い刺激であり、嫌なことでもあるから、この強い刺激から抜け出したいと思考するのです。
これらの繰り返しが「精神力の強さ」となるものです。

現代人は特に精神力が弱くなっているのは、悩み、辛さから直ぐに逃げたがる、嫌がるから悩みが長引き、精神的にも弱くなり「精神障害に疾患」する人が多くなっています。
人の悩みには個人差があり、人それぞれに悩みがありますが、多くの場合は、思っていた事と違ったり、願いが叶えられなかった時などはとてもショックなことです。
そのショックが時にストレスになるから、悩んでしまうものです。
但し、他人では大した悩みでないのに、本人には強いストレスに感じると思い悩んでしまいます。
此処で何故?人が悩むと精神や身体に悪影響を及ぼすかを脳科学で説明すると、人が苦しみなどを感じると脳内には「ノルアドレナリン」が分泌され、この物質は恐怖などを感じた時に分泌されるので怯えたりするものです。

また、ストレスを感じた時には、脳内には「コルチゾール」という物質が分泌されると自律神経などに悪影響を与えて、本来、脳と胃袋は繋がり、脳の指令を受けて消化機能などの働きをします。腸はセロトニンによって自発的に活動しています。脳の指令を受けずに働いているのですが、強いストレスなどを受けると脳が勝手に腸に指令を出すので、そこで腸が働きが鈍くなり、長期的な便秘や下痢などが続くのが「ストレス障害」の現れです。
また、胃袋ではストレスホルモンなどの分泌量が増えると胃酸過多になり、胃壁が爛れてくる症状が「胃潰瘍」となるのです。
これらは、悩みが長期化したり、強かったりして精神力が落ち込み、回復力が無いなどの時に起きる症状でもあります。
こうして、人は幾度悩み、苦しむ!それを乗り越えて精神力を鍛え、ストレスに強い脳を育てることにもなるのです。
人が悩まないと人の脳は成長せず、精神免疫力など様々な脳の働きが低下し、若くして衰え機能低下するということを私から提唱致します。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、
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