500万人

2022-10-01 00:00:36 | しょうぎ
最近のレジャー白書によると、将棋人口は520万人となっているそうだ。ほぼ同じ数字がゴルフ人口。もっとも何をもって将棋人口とかゴルフ人口というのかはよくわからない。将棋でも最近は「観る将」といってabema等で解説付きでプロ棋戦を見る人も多いが、テレビでゴルフ中継を見ている人はゴルフ人口には入らないだろうから、ゴルフ場に行く人の人数だろうと思うが、それでは「観る将」がカウント外なら将棋人口とは将棋道場に行く人数だろうか。そんなはずはないはずだ。どこに道場があるのかもほとんど認知されていないだろう。

もっともこの白書はレジャー産業の業者用に作られているので何らかの形で業界にお金を落とした人の数であるはずで、将棋教室に行っている子供の数なんかは入っているのかもしれない。

あいまいな数字をもとにすると、この520万人には利用率というのがあって、逆算するとほぼ1億人がベースになっている。レジャーを楽しめる年代には幼少者とか超高齢者を省いているのだろう。

ということで、将棋もゴルフも5%の人の楽しみということであるので、将棋とゴルフの両方をする人は5%×5%ということで0.25%ということになり、実際にこれ以上であれば相関があり以下なら逆相関ということだが、実感としては両方趣味にしている人はやはりそれぞれの5%前後のような気がする。個人競技ということは一致しているが将棋は対戦相手がいるのに、ゴルフで戦う相手は自分自身という違いがある。

もっとも、「好き嫌い」と「上手い下手」は別物なので、どちらも趣味にしているからといって、大脳も小脳も優れているとはとても言えないわけだ。


さて、9月17日出題作の解答。








今週の問題。



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