ドッジボールが嫌われているらしい

2022-10-18 00:00:50 | スポーツ
ドッジボールという球技がある。床あるいは地面に四角い枠を描いて二手に分かれ、それぞれ内野と外野に分かれ、ボールをぶつけ合うスポーツだ。俊敏さと投球術が求められる。

ところで全国大会にもなっているこの球技が学校教育の中から追い出されそうになっている。

理由は、ゲームの本質にある。人にボールをぶつけるという行為がいけないようだ。柔道で投げたり襟首を絞めるのはいいのにボールをぶつけるのは野蛮行為らしい。

また弱い者いじめでもある。運動が得意ではないとか低学年でまだ体ができていない子とか勉強ができて先生にかわいがられている子が狙われる。イジメの入り口というかイジメそのものかもしれない。

逆に、中には弱い子がいれば嬉しくなって足や手ではなく顔面を狙ったりする子もいる。

競争とか差別とかそういうものを排除した先には、何があるのだろうか。地球上のほとんどの生物は、勝ち残った種ばかりだ。

Youtubeでゲームを観戦してみたが、ボールから逃げるのか、ボールを奪取しようかというのがキーポイントのよう見える。サッカーのゴールキーパーもボールを取るか遠くにはじき出すか瞬時に決めないといけないわけで同じような点だろ。


もっとも、相手にぶつけると外野から内野に戻れるということだが、内野に戻るとまたボールをぶつけられるため、外野にいても何もしていない子が多いらしい。


むしろ、平和主義の子たちと殺戮ゲームが好きという二つのグループ別に分けて試してみればいいかもしれない。