ドコモ銀行騒動

2020-09-16 00:00:40 | 市民A
本人確認を意図的におろそかにして、口座数を増やそうとしたドコモ銀行の発想は、1980年台のようだ。当時は、マル優とかあって、一人300万円の非課税枠を、一口300万円と読み替えて、銀行主導で架空名義口座を作っていた。愛犬ポチの預金口座とかあったらしい。

危ない口座と知りながら、ドコモ口座と無審査で連携していた銀行(地銀だけでもない)の方も無責任としか思えない。本人がドコモ口座を開設していると、原則的には本人名義の口座が作りにくいようだが、例外もあるようだ。事件の手口が明解になっていないため、各人が確認するしかないが、きょうが安全でも明日被害に遭うかもしれない。PCR検査のような話だ。

一方、自分の口座Aから同じく自分の口座Bに振り込む(移動)必要があり、メガバンクMのネットバンキングを使うことがあった(ところで、3つのメガバンクは、すべてMで始まるというかMiで始まることに気付く)。

本件を受けてだろうが、手順がいつもと違っていた。

今までは、自分の口座から振込先口座に振り込む金額を所定の操作で指定すると、ワンタイムパスワード(あるいはパスワードカードが示す数字)を入力すればよかったのだが、今回は、登録している電話番号に、電話がかかってくる。自動音声で、今、振込み行為が行われようとしていることが通知され、指定番号ボタンを押すと、振込みが実行される。(私の場合は、一回の振込上限額を備忘価格にしてあるので、振込の前後に上限額を上げたり下げたりしているのでさらに手間がかかる)

そして、通帳のないネットバンク口座は入出金を確認し、さらに通帳のある銀行は久しぶりにATMで記帳することにした。

で、ゆうちょ銀行なのだが、何か月分も印字することになり、結局6月の途中まで印刷した時にページが一杯になる。他の銀行は自動的に新通帳が出てくるのに、窓口で交換することになり、窓口に行くと、20人位が待っている。結局、あきらめて後日、町の郵便局に行って発行してもらったが、デジタル印鑑にしたいので、さらに後日、印鑑持ってきて下さい、と言われた。

ところで、銀行の窓口の人数を減らすためにATMを大量に設置したのに、今度はATMを減らしたり、通帳を廃止しようとしているのだが、無理な感じが漂う。

また、ドコモ口座とPayPayを連動させて最終的に預金を引き抜いた事例もあるそうだが、そういうので足がつかないというのも不思議な話だ。というか、すぐ捕まるとも思える。

PayPayの使い方も人さまざまで、あるスーパーで、前の客がレジ前でやっていたのは、買い物の支払い金額が確定したら直ちに同金額をチャージし、それで支払い、残高を常にゼロにしておく技だ。PayPayグループが破産しても1円も損をしないための工夫なのだろう。

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