近況

2006-04-05 21:05:51 | 市民A
実は先週後半から、ピンチに追い込まれている。ブログは手持ちネタを整理して、livedoor blogの特長である「予約機能」で何本か並べておいたので、藤堂家家訓200ヵ条とか詰将棋とか連発させたのだが。これで品切。


老老夫婦の片方がやや知的問題が出てきたもう片方の世話をしていたのだが、知的には健全な方が1ヶ月間の(緊急入院+手術入院)ということになり、少し離れたところに住む子供たちやその家族が、「予想される困難」の通りの、「現実化した困難の渦」にまきこまれている、という図に陥っているわけ。

結局、しばしの間「横浜の自宅」と「東京の会社」と「地方都市の実家」と「病院」という4ヶ所の住所不定者なので、まあ、無理無理書くブログでは、「おおた流」としてはいかがなものか?ということ。

ということで、更新もボチボチと。リアルタイムで起きていることは、心の中で熟成できていないし、私小説にはしたくないので、その他周辺のことを表層的に爪で引っかく程度に・・。

まず、藤堂高虎の家訓第43条から。
「親たる人に不孝行ハ人外也如何行末あしかるへし主親ハ深くうやまふべし」
(親に不孝行は人ではない。行く末はどんなにか悪いことか。主親は深く敬うべきだ。)
うーん。解題したばかりだった。

親不孝は人でない=つまり動物。まあ、動物の子供は親の面倒はみない。人間類の特徴。
行く末は不幸だ=高虎らしい書き方だ。ちょっと脅迫する。親孝行で不幸になる人もいる。
主親は深く敬うべき=両親同時ピンチ発生の時、どちらが大事かはっきりしない。


さて、現在、起きていることからの教訓1
 「老いては、子に従え」 (現実は、「病んでは子に従え」がほとんど。)子に従わなくても、子の意見を聞くくらいは必要と思うのだが・・

このことわざは、「イロハかるた」にも収録されていて、儒教精神とされるが、どちらかといえば「実用的な格言」のにおいがする。論語に書かれているようにも見えないし、むしろ孔子は、「年を取ったら頭が固くなるものだから、もっと柔軟に頭をつかうよう」に勧めている。「論語読みの論語知らず」というのもカルタの定番だから、あまり気にしないようにしておく。

しかし、孔子は、年取ると「固くなるのはアタマだ」。と断定しているのだが、一般的には、年を取ると逆に「柔らかくなるもの」もあるのだが、それには触れていない。超人だったのだろうか。


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