電気スタンド建設中か?

2010-02-10 00:00:08 | 市民A
denki霞ヶ関から徒歩数分、虎ノ門2丁目に空地があった。以前、民家とジョナサンが並んでいたのだが、1年少し前に地上げされた。当然ながら、さらに地上げを進めてビルでも建てるのだろうと思っていたが、突然、工事が始まったと思ったら、地面に囲いができて、資源エネルギー庁の文字が現れた。さらにコンセントの絵。

細かな文字で、平成21年度電気自動車普及環境事業実証事業の文字が。21年度予算の年度末駆け込み工事のようだ。

目の前のバス停の位置がいかにも悪いが、おそらくは電気自動車の給電所になるのだろう。バス停は邪魔なので、前後のどこかに移動だろう。そして、省庁の公用車が電気自動車になる。黒塗り運転手付きのアイミーブとかリーフとかが朝の大臣送り迎えとかダムの視察とかの合間に補給するのだろう。

まあ、それ自体はいいのだが、勤務先だった前のビルに極めて近い場所だったので知っているのだが、この場所に元々あった民家の強制立ち退きのときは大騒ぎだった。

民家には老婆が一人で住んでいた。

ある朝、外で大騒ぎをしていたため見に行くと、パトカーや救急車が建物の周りを取り囲んでいた。そして、強制執行。

野次馬の取り巻く中、老婆は無理やり救急車に押し込まれ、どこかへ行ってしまう。そして数時間後から取り壊しが始まり、翌朝にはほぼ更地になっていた。

あとで近所の人から聞いたのだが、老婆が立ち退かなかった理由とは、経済的問題とか思想的な問題ではなかったそうだ。地元の路地に住み込んでいた多くの猫の世話をしていたからだそうだ。

飼い主同然の老婆がいなくなった後の猫の行方は近所の人たちにもわからないということらしい。

鍋島家の屋敷ってどの辺だったかな?


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