粗悪マスク改造オペ

2020-06-02 00:00:01 | 市民A
アベノマスクのお陰で、マスクが潤沢になり価格が安くなったと、威張っている人がいるのだが、マスクの本来の目的と違う話になってしまった。

マスク購入のために奮闘していた多くの国民が納得するかは疑問だろう。というのも、マスク争奪戦の序盤はどこの店でどれだけ販売されるのか不確定で、それでもほとんどの国民は高額ネット販売品ではなく地道に探索していたはず。

当初は5枚入りとか7枚入りとか時々入手していて、私の場合も最初の箱マスク(60枚)入手した時には心の余裕が生まれたものだ。ベトナム製ということで、60枚でも700円位だった。そのうち1500円位まで上がってきて、シャープのマスクが4000円弱ということになり、それが指標価格になり中国製でも3000円ぐらいまで上がった。

別にシャープを批判するものでは元よりないが、輸入マスク=3000円という相場になり、どっと中国から流入し、その結果、過剰在庫になり下がり始めたというだけだ。誰でも不織布の方が効果があることを知っているのだから、今後、布系のマスクが暴落するだろう。

もちらん、突発的に流行が始まれば、マスクに殺到するはずなので、二箱位は在庫していた方がいいだろう。

ということで、二回目に買った中国製の箱マスク。当時はピーク価格で3000円弱だったのだが、品質が最低だ。まず、紙箱が自宅についたとたんに壊滅してしまう。糊が1ヶ所だけ1センチ四方ぐらいの量で貼っているだけで、乾いたのでバラバラになった。

個包装ではなく、60枚全部まとめて束ねて縛ってあり、まとめて1袋に詰められていた。

そして、みかけは普通なのだが、着用してから約10分後に、耳ひもの一か所が、布からはがれた。構造上、1本がはがれるとそちら側の耳からはずれてしまい、そのままだと数秒後に地面に落下する。一応、墜落は免れたのだが、途方に暮れることになる。予備はない。マスクがないと目的の建物に入れない。

ということで、困ったことが起こると、眠った脳が起きだすという習性があるため、数秒後に対応策をたて事なきを得たのだが、困ったものだ。実は翌日も次のマスクの耳がはずれた。まだ大量に残っているのに、全部ゴミ箱行き?

ということで、その時の経験からマスク改造をすることにした。こわれたマスクの耳ひもが、粗悪な糊で布に貼られているために外れるのが原因のわけだ。当初はガムテープも考えたが、外側は恥ずかしいし、内側だとガムテープが肌にあたることになる。

ということで、応急処置した時の方法を応用してみた。




改造にあたっては、まず、耳のゴム紐を全部外してしまう。次に写真には撮ってないが、このゴムひもを十分に伸ばしてみる(切らないように)。紐が短くなるため、伸ばしておかないと耳がきつくなる。



次に、布の四隅をこよりのように束ねて、ゴム紐で結ぶわけだ。だいたい1枚作ると、コツがわかってくる。紐の余裕を大きくとると、紐が短くなり耳が痛くなる。縛りは一重で十分で、八分目の強さで仮に縛った後、結び目をマスクの内側に回してきつく縛る。結び目が外に出ていると美観をそこねる。



全部縛ったら4隅の布や紐の突起をハサミで整形する。ハサミで切るので、このあとほどけても縛り直すことはできないので、何枚かできるようになってから、成型作業をしてもいいかも。

1枚のオペは約5分。特に、事後に問題は起きていない。「私、失敗しないので・・」

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