政治家の自死

2009-05-25 00:00:35 | 市民A
sinbun週末に、季節はずれの陽気の中、年甲斐もなくゴルフツアーで帰ってきて新聞の束を調べると、韓国人Roh Moo-hyon さんが自殺していた。

「わいろ」容疑の捜査が身辺に近付いたためである。実際に、容疑が「わいろ」関係だけだったのか、さらに巨大な韓国政治の深淵部に近付くものだったのか、捜査が終了したため、すべて闇の中だ。

このように韓国の歴史には、数十年の間でも。解けない謎が、いくつも積み重なっていく。


かつて、2006年7月13日に、弊ブログ「ノムノム対クネクネ もう一人の瀬戸際外交」の中で、彼の将来の運命を予言していた。

当時の予測は、「国家反逆罪」。国際政治の常識では理解できないほど北寄りだった。


韓国では大統領になるものいずれは不幸を覚悟しなければならない。李承晩(亡命)、朴正煕(暗殺)、全斗煥(死刑判決)、盧泰愚(懲役)、金大中(暗殺未遂、死刑判決)。では、盧武鉉(ノムヒョン)に待ち受けているのは何か・・国家反逆罪ではないだろうか。


oka最近の北朝鮮の政権移譲問題や、日本から中古のタンクローリーが韓国の業者を経由して北朝鮮に流れた事件の検挙など、奇妙な事件が起こるなあと思っていたのだが、実際に「わいろ」の捜査だったのだろうか。


ところで、別に推奨することは何もないのだが、日本でも政治家の自殺というのは、度々起きている。日本は、年間何万人も自殺する国だから(自殺的に酒を飲む人間はもっと多いが)、驚くことはないが、政治家の自殺の理由は庶民にはなかなか理解できないことが多い。

主に戦後自殺した政治家というHPがある。

つつしんで調べてみると、1945年9月12日、13日、14日と3日続けて元大臣が自殺している。どういう報道が行われていたのか、少し調べたくなる。戦争の責任なのか、収監されるのを苦にしたのかは、わからない。

また、病気を苦にしての自殺の方もいる。これらは庶民と同じだ。また、リストの中でも中川一郎氏の自殺については、いまだに懐疑の渦が回り続けていることがわかる。

また、確かに賄賂の授受が発覚して、という人物もいる。

元愛知県知事仲谷 義明は、名古屋五輪誘致失敗の責任を感じて自殺したが、誘致失敗した直後(1981年)ではなく、名古屋に勝ったソウル五輪が終了後、1988年に実行した。辛い思い出が噴出したのだろうか。

ノムさんと同じ落下方式は、「日本国憲法」が施行された1947年、熱海錦ヶ浦海岸の崖から飛び降り「大日本帝国憲法」と最後の運命をともにした清水澄(78)元枢密院議長と、偽メール事件以後、すべてが嫌になって北九州のマンションから飛び降りた元衆議院議員永田寿康(39)がいる。


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