「暦のしずく」連載開始

2022-10-03 00:00:07 | 書評
朝日新聞の土曜版「be」紙に沢木耕太郎氏の『暦のしずく』が始まった。土曜ごとの連載なので、どうなるのだろう。



沢木氏といえば、あちこち足で取材して書く手法であるが、初回は日本芸能史の中で純死刑になった人の考察で、純粋に芸のみで死刑になったのは一人しかいないという話になる。

その人物は、講釈師:馬場文耕。(1718年-1759年)

これから連載が始まるのに馬場文耕について詳しく書くのはおかしいが何らかの理由があるのだろう。

進展を待つことにする。

ところで、講釈師とかマッサージ師とか「師」をつける職業と、公認会計士のように「士」を使う職業とに分かれる。どうも「師」の方が格下の場合が多い。代表例が「ペテン師」かな。教師というのはどうなのだろう。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2022-10-03 11:35:31
医師 策士
すいません 思いつきです
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Unknown (おおた葉一郎)
2022-10-03 21:26:54
アンノウンさま
「師」は江戸時代に寺社奉行の管理下にあった業種だと思ってます。武士ではないが準武士ということで、羽織は認められても袴はダメ。足袋については認められたりダメだったり。二本差しは武士は大小二本OKだが「師」は短刀は不可の一本差しだった(短刀は切腹用)。
将棋棋士も江戸時代は将棋師となっていたが、新聞社が関根×阪田戦を東京×大阪、あるいは朝日×毎日というような対立構造で盛り上げたかったために棋士に格上げしたようです。賭け将棋をする人は真剣師と区別されます。
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