決して本名では呼ばれないだろう駅名

2018-12-06 00:00:44 | 市民A
「高輪ゲートウェイ」という名前は、驚いた人が多かったようだ。そして反対意見が多数ということのようだ。

まあ、日本語と英語の折衷とはいえ、ゲートウェイじゃなく、ゲイトウェイではないだろうか。あるいはゲートウェー。説明では東京の玄関、すなわち入口ということになっているが、入り口ではなく出入り口ということだ。入国した人は帰国していただかないと毎年人口が1000万人単位で増えてしまう。

しかし、考えてみれば新駅の目の前には都営地下鉄の「泉岳寺」駅がある。「泉岳寺入口」という感じの場所だ。有名なテロリストたちの墓がある。品川の北なので「北品川」というのも一考だが、実は既に品川駅の南に京急の「北品川」駅がある。南にあるのに北と名乗っている。しかも北品川駅のあたりが、江戸時代の品川宿だったからややこしい。

高輪というだけでは、地名と若干ズレた場所だから何か付随させようと苦心の果てがゲートウェイだったのだろうが、それなら公募しなくてもよかった。なんとなく東京の玄関ではなく高輪の玄関のような語感である。

実際、最大の問題は、名前が長すぎるということだろう。絶対にフルネームでは読んでくれないだろう。4文字が限界だ。5文字以上になると短縮される。秋葉原→アキバ、青山一丁目→アオイチ、武蔵小杉→ムサコ、溝ノ口→ノクチ、高田馬場→ババとか。

では、新駅はどう呼ばれるだろう。

たぶん、

「ナワゲ」とか「ナワゲー」とか呼ばれるだろう。


ところで、山手線を地図で眺めると、恵比寿駅と五反田駅の間が長いようだ。恵比寿駅からガーデンプレスまで歩くと遠く感じるだろうが、事実、遠いのである。しかも、ほぼ中間点のそばには、自動車練習場もある。次はそこだろう。買い占めておこうかな。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿