沼津のロールケーキ

2011-07-15 00:00:41 | あじ
先日、自宅近隣の百貨店の地下食品売り場(通称、デパチカ)に、20人弱の列ができていた。どうも、有名店の希少食品が販売されるらしい。つい、列の最後部に並んでしまうと、早速、係員が整理番号札を手渡す。どうも売切れないように在庫数と整理番号をマッチングしているようだ。

並んでから、売られているものを確認すると、どうも「ロールケーキ」のようだ。しかし、ロールケーキで有名な店は、それなりに知っている。言っては何だが、あくまでもロールケーキである。バウムクーヘンじゃないのだ。

そして、そのロールケーキは何が有名なのかというと、・・

roll沼津・冨久家のロールケーキだそうだ。その名は、『イタリアンロール』

残念ながら、知らない。

「ふくや」と読むようだが、博多の明太子店とかどこかのデパートにそういう読み方があったような気がするが、漢字が違う。冨久家。富士山と関係あるのだろうか。

そして、順に前の人から2000円弱と引き換えに箱入りロールケーキを手にして姿を消していくのだが、ふと気がつくと先ほど20人ほどの列の最後部だったのだが、いつまで経っても私の後ろには誰も並ばないわけだ。

もしや、SAKURA商法?動員数が多すぎるか。

そして、今さら整理番号を持ったまま逃げるわけにもいかないので、ロールケーキを買うことになる。気になるので数十分後に現場に再訪すると、僅かながらに列ができていた。単に私が貧乏神だっただけなのだろう。


そして、肝心のロールケーキだが、箱から出すと、円筒型ではなく角張っている。しかも表面の感じがなんとなく生っぽいわけだ。どちらかというと、正月に食する伊達巻きというように見える。

そうか、沼津は漁港だった。蒲鉾、伊達巻の業者が洋菓子に手を伸ばしたのだろうか。と推測。

実は、味の方はやや皮のしとったロールケーキなのであるが、どこがイタリアなのかよくわからない。

箱に入っていたしおりを読むと、焼き色がイタリア産のオニックスに似ていることからイタリアンロールになったとのこと。

ではオニックスとは何か。水晶系のようである。オニックスロールでもよかったような気がするが、それでは伊達巻に近づいているような気もする。


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