胴体着陸も気にせずに・・

2012-09-27 00:00:37 | 市民A
モンゴルの航空会社と言えば、MIATモンゴル航空が有名なのだが、実はモンゴル国内に限れば、「エズニス航空」が75%のシェアを持っているそうだ。ほとんどが国内便で、中国、ロシア、カザフスタンなどの限られた近隣の都市にチャーター便を飛ばしている。

eznis737


ところが、唐突に今年の7月に、ウランバートルから静岡空港にチャーター便が飛来。突然といっても、領土紛争の仲間入りをしようというのではなく、日本で組まれたモンゴルツアーの乗客を運ぶための御役目である。なけなしの1機だけのB-737 機である。

ということで、海外進出に向けてやる気満々というのは、過去の全日空(ANA)と同じようなポジションなのだろう。昨年は、ANAと戦略的パートナーシップ契約を締結している。

そして、最近のニュースでは、リース会社からボンバルディア社のDHC8-400型機をリースし、運航することになったということである。拡張路線まっしぐらである。

ana


ただし、この機体だが、2007年3月13日午前8時40分頃、大阪発高知行きの全日空(ANA)1603便・DHC8-400型機として高知空港へ着陸の際、前輪がどうしても降りず、結果として胴体着陸を強行することになった機体であることが、わかっている。

5年間、どこにいたのかも明らかになっていないのだが、まあ、いざとなれば草原や砂漠が豊富な国なのだから、ノー・プロブレム、ドント・マインドということなのだろうか。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿