藤井聡太五冠の扇子が二本、手に入ったが既に人手に渡った。というか、渡した。残っているのは画像だけ。
『専心』と『飛翔』。まず、右から左へ読むことになっている。戦争で大敗北してから左から右に読むように変わった。進駐軍の思惑だったのだろうが、なぜ逆にしたのか、事情はよくわからない。そもそも、日本語の本は、上から下に読んだ後、左側の行に移る。縦書きの場合は右から左で、横書きの場合は左から右。勝共連合と関係があるのだろうか。
似たような話でも、救急車の正面には『救急』という文字が左右逆転で書かれているが、それは、似て非なる現象だ。
次に、文字の巧拙だが、『専心』が50点で、『飛翔』は70点というところか。おそらくプロデビューしたころから練習を重ねているように思える。もう少し上手くなるのだろう。歴代の名人でも、上手い人と下手な人の両極端に分かれる。運筆に当たって脳の使い方が各自違うのだろう。
ところで、右側と左側に朱印が押されている。色紙に準じているのだろう。その解説。
まず、右側。引首印といって、好きな言葉を入れる。勝負師だからといって「無敵」とか威張って書いたらいけない。本扇子では『無極』と書かれている。意味は二種類あって、果てしなく遠いという意味と、宇宙には果てがないという意味。AIを打ち負かすような人だから解読は不能。
次に左側。いきなり名前だが、今までの棋士は、タイトルを獲得したらそのタイトル名を名前の上に書く。「竜王 藤井聡太」とか。おそらく既に五つのタイトルを持っていて書ききれないのとさらに増えた場合のこともあり名前だけにしたのだろう。
そして名前の下にあるのが氏名印。実印のような書体だ。そもそも実印が丸くなければならないというルールがあるわけでもないが、本物の実印ではないだろう。そもそも持っているのだろうか。
そして、右側の引首印だが白地に文字が赤の『陽刻』となっているが左側の氏名印は赤地に白文字の『陰刻』となっている。
さらに氏名印の下に雅号印と言われる印を入れる人もいる。俳句の先生や日本画の先生などだ。将棋棋士の場合、いままでに聞いたことはないが、いたかもしれない。よくニックネームを付けられることが多く、「魔王」とか「稲妻」とか「薪割」とか品のないのが多い。藤井五冠の場合、まだ定着していないが「神」あるいは「鬼」と呼ばれているが雅号にはまったくふさわしくないだろう。そもそも雅号は自分で名乗るものだ。
そして、風流を極めるなら、遊印というのがあって、さらに自分好みの印を四つ目として押せばいいらしい。出身地とか好きな食べ物とか愛犬の名前とかから一文字入れるとか。
まあ、自分で扇子を作るつもりはまったくないが、ホールインワンでも出したら・・記念扇子とか。『穴直』とか。防空壕にミサイルが直撃したような感じだ。
『専心』と『飛翔』。まず、右から左へ読むことになっている。戦争で大敗北してから左から右に読むように変わった。進駐軍の思惑だったのだろうが、なぜ逆にしたのか、事情はよくわからない。そもそも、日本語の本は、上から下に読んだ後、左側の行に移る。縦書きの場合は右から左で、横書きの場合は左から右。勝共連合と関係があるのだろうか。
似たような話でも、救急車の正面には『救急』という文字が左右逆転で書かれているが、それは、似て非なる現象だ。
次に、文字の巧拙だが、『専心』が50点で、『飛翔』は70点というところか。おそらくプロデビューしたころから練習を重ねているように思える。もう少し上手くなるのだろう。歴代の名人でも、上手い人と下手な人の両極端に分かれる。運筆に当たって脳の使い方が各自違うのだろう。
ところで、右側と左側に朱印が押されている。色紙に準じているのだろう。その解説。
まず、右側。引首印といって、好きな言葉を入れる。勝負師だからといって「無敵」とか威張って書いたらいけない。本扇子では『無極』と書かれている。意味は二種類あって、果てしなく遠いという意味と、宇宙には果てがないという意味。AIを打ち負かすような人だから解読は不能。
次に左側。いきなり名前だが、今までの棋士は、タイトルを獲得したらそのタイトル名を名前の上に書く。「竜王 藤井聡太」とか。おそらく既に五つのタイトルを持っていて書ききれないのとさらに増えた場合のこともあり名前だけにしたのだろう。
そして名前の下にあるのが氏名印。実印のような書体だ。そもそも実印が丸くなければならないというルールがあるわけでもないが、本物の実印ではないだろう。そもそも持っているのだろうか。
そして、右側の引首印だが白地に文字が赤の『陽刻』となっているが左側の氏名印は赤地に白文字の『陰刻』となっている。
さらに氏名印の下に雅号印と言われる印を入れる人もいる。俳句の先生や日本画の先生などだ。将棋棋士の場合、いままでに聞いたことはないが、いたかもしれない。よくニックネームを付けられることが多く、「魔王」とか「稲妻」とか「薪割」とか品のないのが多い。藤井五冠の場合、まだ定着していないが「神」あるいは「鬼」と呼ばれているが雅号にはまったくふさわしくないだろう。そもそも雅号は自分で名乗るものだ。
そして、風流を極めるなら、遊印というのがあって、さらに自分好みの印を四つ目として押せばいいらしい。出身地とか好きな食べ物とか愛犬の名前とかから一文字入れるとか。
まあ、自分で扇子を作るつもりはまったくないが、ホールインワンでも出したら・・記念扇子とか。『穴直』とか。防空壕にミサイルが直撃したような感じだ。