「かりな」という名前

2020-11-14 00:00:40 | しょうぎ
熊野三山の一つである熊野那智大社への最終ゴール前の坂道である『大門坂』の入り口付近に「なでしこジャパン」のモニュメントがある。理由は、日本のサッカーの父といわれる中村覚之助氏の故郷が那智勝浦であり、熊野の守護神が三本足の八咫烏であることから日本サッカーの象徴になったからだそうだ。

そして、モニュメントの外側にWカップ優勝した時のなでしこの一人ずつの足型のプレートが並べられ、その中でもっとも土踏まずが小さなスポーツ足であるのが、「丸山桂里奈」さん。今はタレント業で多忙だ。



ところで、この「桂里奈」という文字で、「かりな」というのは普通の読み方ではない。普通に読めば「けりな」になり、その方がサッカーにはふさわしいが、両親に子供がサッカー選手になる予感があったはずもないだろう。実際に「桂」で始まる「かりな」を検索しても出てこない。

常識で考えれば「香里奈」の「り」の部分に、理、利、梨とか、「な」の部分に「奈」「菜」「那」とか・・

「香」を「桂」に換えるという発想は、まさに将棋界しかないだろう。ではご両親は将棋関係者なのだろうか。実際に両親のことは公表されていて、父上は料理関係者、母上はモデル関係者ということで、特に関係性はわからない。元名人とか奨励会員とかいうなら、疑問は一件落着なのだが、謎は解けなかった。

ご本人は、今年、結婚されたそうだが、香ではなく桂ということなら基本は二股交際ということなのかもしれない、と余計な心配をしてみる。


さて、10月31日出題作の解答。





重すぎる図面を、一枚ずつ軽くしていく趣向。中心駒は3三の桂になる。

動く将棋盤は、こちら。(flash版、edgeは不可)

gif版はこちら。
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今週の問題。



霞ヶ浦のワカサギ釣りのように。1桁台。

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