横浜スタジアム改修に驚く

2019-01-01 00:00:08 | 市民A
2020年の五輪会場問題は、某知事が大騒ぎして、とばっちりでカヌー会場や水泳会場、ゴルフ会場あたりが揉めたものの、原案通りとなったのは周知のこと。横浜でも、バスケットや水泳など回ってくる話もあったが、そもそも、五輪の準備なんかしていないのだから、無理な話だ。

結局、サッカーと野球。サッカーはワールドカップの会場があるから万全だが、なぜ野球なんか回ってきたのかまったく不思議だ。だいたい、建て直し計画まであった横浜スタジアムを改修。29000人の観客を35000人まで増やすため、内野席を右翼側と左翼側に追加、左右両側に各3000人分の観客席を継ぎ足すことになった。しかし、問題は駐車場がほとんどないこと。

場所は横浜公園。公園の中に球場があるのだから、駐車場など作る余地もなく、球場の場所は中華街の入口に面しているので、今でも駐車場はまったく不足している。

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ということで、この2018年のプロ野球のオフシーズンに工事が進捗して凄いことになっているとの話を聞き、見に行ったのだが、確かに怖いような環境に内野席が作られている。まさに空中に構造物が突き出している感じだ。

さらによく見ると、右翼側内野席はほとんどの構造は完成しているが、反対側の左翼側はまったくできていない。まさか、片側だけ増設して非対称型にするのか、それはずいぶん奇妙な構造物になるな、と思ったわけだ。これからゼロから工事しても2019年度のプロ野球開幕には間に合うはずはない。コンクリートが固まらないだろうし。

帰宅後、工事予定をチェックすると、意外なことになっていた。2018年には右翼側内野席を増設し、2019年に左翼側内野席を増設ということだ。つまり工事が遅れているのではなく、片側ずつ作るわけだ。2019年は奇妙な形のスタジアムになっているはずだ。


ところで、会場問題では、自転車競技を御殿場の富士スピードウェイで行うそうだ。あまりイメージがわかない。

そして、開催の危機にあるのがボクシング。組織的に怪しい話が横行している。仮に行われることになると会場は両国の国技館だそうだ。女人禁制というのは土俵のことで、土俵がない時は問題ないようだ。女子5階級、男子8階級だが、世界ボクシング連盟の会長が変わらないと五輪から除外だそうだ。あわてているのは江東区ということだそうで、漫画「明日のジョー」の漫画家ちばてつや氏が地元出身だそうだ。関係ないと思うが。