シーバックソーン入りのチョコレート

2019-01-18 00:00:49 | あじ
フィンランドから一時帰国中の知人と会食したのだが、おみやげとして頂いたホワイトチョコレートが異常においしかった。中に直径3ミリ程度の植物の粒が入っていて、甘酸っぱい果肉とチョコレートの調和が良く、お替りしたいほどなのだが、もちろんフィンランドのお土産なので簡単には手に入らない。




ということで、包装紙を点検していると、「Sea Buckthorn」の実らしい。では、このシーバックソーンとは何であり、どうしたら手に入るのかを調べ始めたのだが、なかなかわからなかった。フィンランドは有名な産地らしいが他の国でも採れるようだということはわかったが、200種類のミネラルを含むスーパーフードらしい。日本にパウダー状にされて輸出されているそうだ。ということはパウダーを買ってチョコレートに混ぜればいいということだが、粒のままがいいわけで、粉ではねえ・・

ところが、このブログに書くために調べ始めると意外なことがわかった。シーバックソーンというのはフィンランドの近くと米国での言い方で、例えば、シーベリーと言われたり中国ではサジー(沙棘)と呼ばれたり、モンゴルではチャチャルガンと言われ、ユーラシア大陸の北側に生えているそうだ。

ということで、急遽、他の国の読み方で調べると、日本では果実も売られているし、苗木まで売られている。苗木を買えば、このスーパーフードが沢山食べられることに気付く。1本が3,000円位だから、実がなれば元は取れる。

しかし、さらに調べてみると木は雌雄があり、雌の木のそばに雄の木を植えなければならないそうだ。しかし、オスの木は売られていないのだ。

しかも、寒いところが好きなので、関東以南では育つかどうかは不明、とのことだ。