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45cu in戦争

2015年07月08日 | HISTORY

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http://www.yesterdays.nl/excelsior-1929-super-p-462.html?language=en


1920年台のアメリカは”永遠の繁栄”といわれるほどの好景気が続いたそうですが、Excelsiorが1925年にアメリカ初の45cu in(750cc)のモデルをリリースしたのが”Super X"でした。




http://www.indianmotorcycles.net/threads/custom-scout-thread.1315/page-3


こちらは1928年リリースのindian scout 101ですが、Excelsior Super Xが開発されたのが初期のindian scout(37 cu in、606cc)をターゲットにしたのだと言われていて、Super Xに人気が出たので同じ45cu inの”101”にモデルチェンジしたようです。

 


http://www.yesterdays.nl/harley-davidson-1931-31dl-p-610.html?language=nl

遅れて45cu in競争市場に参入したのはHarley-Davidsonで、それまでのFヘッドVツインに替えてオールニューのサイドバルブ45cu inをシングルシリンダーモデルのフレームに載せたModelDを1929年にリリースしています。

 

http://www.hdforums.com/forum/general-harley-davidson-chat/397645-your-first-h-d-how-about-a-picture.html

 

余談ですが、モデルDはフロントシリンダーのすぐ横に巨大なジェネレーターが同じような角度にあり、3気筒じゃないかと揶揄されていたそうです。


1920年代の好景気の中、Harley-DavidsonとIndianは規模で覇を争いExcelsior-Hendersonがそれに続き同じ排気量の土俵で戦う様子は、その約40年後の日本で再現されたかのようです。


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