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これはエンジンを組み上げた直後に測定した画像です。
測定に使った”コンプレッションゲージ”です。
プラグホールに合うアダプターもありますが、Cプラグに合うのは無かったためにゴム製アダプターを使いました。
ゲージを読み取るために圧力を保持する構造になっていますから、使うたびに矢印のボタンを押して圧力を抜きます。
これは”ハーレーダビッドソン純正SST”のコンプレッションゲージ。
先端のアダプターを使い分けることにより、各サイズのプラグに対応していますが、矢印の圧力抜きはタイヤのバルブを利用しているところが合理的というか何というか?
エンジンコンプレッションの測定に、大体のサービスマニュアルに書いてある注意事項は、
- エンジンは暖気済み
- バッテリーは満充電
- スロットルは全開
更にスズキのマニュアルには
- ヘッドボルトが規定通りに締まっている
- バルブクリアランスが適正か確認
となっています。
それでは、測定の模様をYouTubeでご覧いただきましょう。
最初のゲージの上がりが遅いのは、スロットルを閉じたままだからです。こうしてみると当たり前ですが、結構大きく影響します。
コンプレッションの測定値に違いが出るのは、ピストンなどによる圧縮比の他に、バルブの密閉度、ピストンリングの状態、それにカムの作用角にもよります。
エンジンパーツの変更などをした場合には、サービスマニュアルの数値はあてになりませんから、基本の数値をつかんでおくと良いと思います。
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そうですね。マニュアル値人間にはなって欲しくありません。あくまでも参考値、目標値と違いの分かるメカさんでいて欲しいですねぇ。
ちなみに、マルチでCVキャブ1個の動きがシブくて、圧の上昇具合が均等でなく、いきなりエンジン開けた若手が居ましたからねぇ。
>いきなりエンジン開けた若手が居ましたからねぇ。
そうですか!
でも若手はそれくらい勢いがあっても!
私も、ほろ苦い思いでは一杯あります。